“contingency plan(コンティンジェンシープラン)” の意味とは?

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ここ最近、英語のニュースでとてもよく見かけるワードがあります。それが今回取り上げる “contingency plan” です。

日本でもカタカナで「コンティンジェンシープラン」という言葉があるようですが、耳にしたことはありますか?

“contingency plan” とは一体どんな意味なのかを見てみましょう。

この記事の目次

ニュースで目にした “contingency plan”

ここ最近特によく使われている “contingency plan” は、ラグビーワールドカップ関連のニュースに出てきています。

台風19号の影響でいくつかの試合は開催できないと主催者側が判断し、中止になったことに対して、

  • 「”contingency plan” はどうなっているんだ」
  • 「準備期間は十分あったのに “contingency plan” を考えていないなんて馬鹿げてる」
  • 「”contingency plan” を用意しておくべきだった」

といった非難・不満の声が聞かれました。

何となく想像できたかもしれませんが、”contingency plan” とは一体どんな意味だと思いますか?

“contingency plan” の意味とは

まずは試しに英和辞書で “contingency plan” を引いてみると、こんなことが書いてあります↓

  • 《正式》(万一の場合)代替[防災]計画(ジーニアス英和大辞典)
  • 緊急対策(ロングマン現代英英辞典)

ニュアンスとしては「緊急のことが起こった時のためのプラン」といった感じですね。

そもそも “contingency” の意味とは、

an event or situation that might happen in the future, especially one that could cause problems
(ロングマン現代英英辞典)

で「(将来起こりうる)緊急事態」や、変な言い方ですが「(将来起こりうる)不測の事態」といったニュアンスになります。

そんな万が一のことが起こった場合にどのように対応するかを予め決めておいたものが “contingency plan” なんですね。

ジーニアスには「防災」という言葉が出ていますが、防災に限らず、ビジネスのリスク管理のためにも使われます。

また、”contingency plan” はプラン通り進まなくなったときの「代替案」として、”plan B” や “backup plan”、”alternative plan” といった分かりやすい言葉に置き換えられることもありますよ。

“contingency plan”、使い方は?

今回のラグビーの試合が中止になったときには、

  • They should have had a contingency plan in place.
    コンティンジェンシープランを整備しておくべきだった

のような声があがっていました。
こんなふうに “have a contingency plan in place(コンティンジェンシープランを整備している)” という形で使われたり、”make/create a contingency plan(コンティンジェンシープランを作成する)” とも言えます。また、

  • World Rugby had major flaw in Typhoon Hagibis contingency plan −stuff.co.nz
    ワールドラグビー(協会)の台風ハギビスのコンティンジェンシープランには大きな欠陥があった
  • Typhoon contingency plan was to move matches 14 miles away −The Guardian
    台風のコンティンジェンシープランは14マイル離れたところへ試合を移すことだった
    *当初、横浜スタジアムの試合を東京スタジアムへ移すというプランがあったことから

のように “○○ contingency plan”、または “contingency plan for ○○” で「○○に対する」を表すことができますよ。

日常生活ではあまり使う機会のない単語だと思いますが、何かの参考になれば幸いです。

■”in place” は何かと便利に使えるフレーズです↓

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