「子(ねずみ)年」を英語で言うと?

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令和元年も残り少なくなってきましたね。

来年2020年は「子年(ねずみどし)」です。では、その「子年」って英語でどんなふうに表すのでしょうか?

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「十二支」は英語で何て言う?

西洋には日本や他のアジア圏の国のように十二支の考え方はありませんが、”the Chinese Zodiac” と言えば分かってもらえることが多いです。

これは地域や人によるところが大きいと思いますが、私の住むニュージーランドには中国・中華圏の国々の人も多く、”Chinese New Year(旧正月)” には大きなイベントがあったりして「子年」などの動物を使った表現を知っている人は私の周りにはわりと多いように思います。

「日本の十二支」を厳密に言うと “the Japanese Zodiac” ですが、英語圏の人に言ったときに通じやすいのは、日本の十二支の元になった “Chinese Zodiac” かなと思います。

「ねずみ年」を英語で言うと?

では「子年」を英語で表すとどうなるのでしょうか?

「ねずみ」と言えばミッキーマウスが有名ですよね。なので、”mouse” を思い浮かべるかもしれません。でも「子年」を英語で表す場合に “mouse” は使わないんです。

その代わりに「鼠」を表す別の英単語を使って、こんなふうに表します↓

Year of the Rat

“rat” で「ねずみ」を表すんですね。”Year of the Mouse” ではありません。

ただ、そもそも十二支の「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」に動物の意味はなく、後世になって人々が覚えやすいようにそれぞれに動物が割り当てられたと言われています。

「子」には「ねずみ(鼠)」が割り当てられたので「子年」が “Year of the Rat” になるんですね。

“rat” と “mouse” の違い

では「ねずみ」を意味する “mouse” と “rat” の違いは何なのでしょうか?

英英辞書にはこんなふうに書いてあります↓

mouse:a small furry animal with a pointed nose and a long tail that lives in people’s houses or in fields
rat:an animal that looks like a large mouse with a long tail
(ロングマン現代英英辞典)

つまり、ハツカネズミ(house mouse)のような小さいねずみが “mouse” で、大型でしっぽが長いドブネズミなどが “rat” なんですね。

“mouse” は小さくてかわいいイメージがありますが、”rat” には汚いイメージがあり、人に対して使うと「裏切り者」みたいな意味にもなります。

“mouse” の複数形は2つある

最後にちょっとした豆知識をひとつ。

“mouse” の複数形は?と聞かれたらなんて答えますか?

mice” が正解ですよね。「ねずみ」を表す “mouse” の複数形は “mice” です。ただ、”mouses” という複数形も存在するんです。

これは何かというと、パソコンで使う「マウス」の複数形を表すときに使われます。”(computer) mouses”、”mice”、”mouse devices” どれでもOKです!

■「丑年(うしどし)」は “Year of the Cow” ではありません↓

■「亥年(イノシシ年)」は “Year of the Boar” ではない?

■「酉年」を英語で言うと?

■「辰年」は英語で何て言う?

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