寒い時って、ついつい「寒い」って言ってしまいませんか?
誰かと会ったときにも「今日は寒いね」なんて話すことも増えてくる今日この頃。
私の周りでよく耳にする「寒い」の英語表現をまとめてみました!
「寒い」と言えば “cold”
「寒い」で真っ先に思い浮かぶ単語は “cold” ですよね。私の周りのネイティブからもよく耳にします。
- It’s cold, isn’t it?
寒いね - It’s getting cold.
だんだん寒くなってきた
“cold” は “a bit cold(ちょっと寒い)” や “very cold(すごく寒い)”、”pretty cold(結構寒い)” みたいに、いろんな寒さの段階を表せるのが便利なところですね。
主語は “it” だけでなく、”I” も使えます。他にも、”the air” とか “the wind” などを主語にして「冷たい→寒い」を表してもいいですね。
- I’m so cold! I should’ve worn another layer.
めちゃくちゃ寒い!もう一枚着てきたらよかった… - The air/wind is so cold.
空気/風がめちゃくちゃ冷たい
“freezing” は「めちゃくちゃ寒い」
めちゃくちゃ「寒い」ときには “freezing” をよく使います。
“freeze” が「凍る、凍らせる」という意味なので「凍るぐらい寒い=凍えるほど寒い」という比喩的な表現ですね。”extremely cold” みたいなニュアンスです。
- Brrr, it’s freezing!
ぶるぶる…めちゃくちゃ寒い!
みたいに言うこともあれば、これも “it” 以外の主語で使うこともありますよ。
- I’m freezing!
めちゃくちゃ寒い! - My hands are freezing!
手が凍ってる(ぐらいめっちゃ冷たい)
“freezing” という単語自体が「とても寒い」という意味を持っているので、”very freezing” とは言えません。
“chilly” は「肌寒い」
「肌寒い」と訳されることが多い “chilly” は「ちょっと寒い、ちょっと冷える」みたいなときにとてもよく使われます。
感覚としては “cold” は “cold” なのですが、もう一枚着ようかな…と感じるぐらいのちょっとした寒さを感じるときに使うイメージです。
- It’s a bit chilly, isn’t it?
ちょっと肌寒いね - The evenings are getting chilly.
夜はだんだん肌寒くなってきた - I’m starting to feel a bit chilly. Are you warm enough?
ちょっと肌寒くなってきたわ。あなたは寒くない?
私の周りのニュージーランド人は寒さに強い人が多く、私が “So cold!” と言うような場面でも “chilly” と言っている人がたくさんいます…。
“nippy” も使える
「寒い」と言うときには、とにかく上の3つを私はめちゃくちゃよく耳にするので、とりあえず cold、freezing、chilly をおさえておけば困らないと思います。
その他にも、たまに耳にするかなというのは “nippy” で、カジュアルな会話で使うことが多いです。
“slightly cold” ぐらいの意味で、個人的には “chilly” よりもちょっと寒いイメージがあります。
- It’s a bit nippy out there.
外は寒いよ - It was a bit nippy this morning.
今朝はちょっと寒かったね
これも個人的な感覚ですが、”nippy” は “a bit” とセットで使うことが多い印象です。
どれが正解かはない
「寒い」という感覚は個人的なもので人によって違いますよね。
なので、今回紹介した単語も、どれぐらいの寒さではこの単語、という厳密な決まりはありません。
上でもちょっと触れましたが、実際に “It’s cold, isn’t it?” と言ってみると、相手からはいろんな反応が返ってきます。
- Yeah, just a bit.
- Oh, absolutely freezing!
- Really? This is nothing.
- A bit chilly, eh?
みたいに、自分がどれぐらい寒いと感じているかで表現方法は変わるので、正解はありません。
会話のきっかけとして「寒いね」と話しかけてみると、いろんな反応が返ってきて面白いですよ。ぜひ試してみてください!
■相手を気遣う「寒くない?」は英語で何て言う?