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「名前・店名を公表する」は英語で何て言う?

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新型コロナの感染拡大がなかなか止まりません。

そんな中、飲食店などが営業時間の短縮要請(時短要請)に応じない場合は店名を公表することも検討している、というような話も聞こえてきます。

この「店名を公表する」って英語で何と言うと思いますか?

実はこれにピッタリの英語表現があるんです。

「名前・店名を公表する」を英語で

「公表する」なので “announce” がパッと思いつくかもしれませんが、今回紹介する表現は “announce” は使いません。

“disclose the name” や “publish the names of businesses” などももちろん使えますが、今回はちょっと違ったフレーズを紹介したいと思います。

今回のコロナ対策のように、人や組織が法律・規則に反するようなことをした場合に、世間に「名前・組織名・店名を公表する」といった意味をピッタリ表せるフレーズがあるんです。

それは、”name and shame” です。

去年の春、休業要請に応じないパチンコ店の店名を公表した自治体もありましたが、こういった形で「名前を公表する」のが “name and shame” です。

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“name and shame” の意味とは?

“name and shame” の意味を辞書で引いてみると、こう書いてあります↓

(BrE) to publish the names of people or organizations who have done something wrong or illegal

(オックスフォード現代英英辞典)

何か悪いことをしたり違法なことをした人々や組織名・企業名を「発表する・公表する」ということですね。

なぜ “name and shame” がこんな意味になるのかというと、”name” と “shame” にはそれぞれ動詞で、以下のような意味があるからです。

  • name:〜の名前を挙げる、〜を名指しする
  • shame:〜を恥ずかしく思わせる、〜の面目を失わせる

この「恥ずかしい」は社会的に恥ずべき行為をしたという「恥ずかしい」で、そんな意識を持たせるのが “shame” です。

これを並べて「name and shame=名前を挙げて恥ずかしく思わせる」ということですね。

“name and shame” の使い方

“name and shame 〜” で「〜の名前(企業名・店名)を公表する」という意味なので「〜」には目的語が入ります。

例えば、昨年4月に大阪府が休業要請に応じないパチンコ店の店名を公表し、さらに追加で公表すると発表した際、ロイター通信がこんなふうに報じています↓

  • Japan’s Osaka Prefecture said it will name and shame more pachinko parlour gambling outlets that are defying coronavirus lockdown requests(中略)−Reuters

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記事では “lockdown requests” になっていますが、これは「休業要請」のことで、”name and shame more pachinko parlour gambling outlets” が「さらなるパチンコ店の店名を公表する」を表しています。他にも、

  • Local governments could name and shame those that fail to follow the guidelines.
    地方自治体はガイドラインに従わない人(企業・店)の名前を公表することもあり得る
  • People are taking to social media to name and shame individuals and businesses that are not complying with the government’s requests.
    人々は政府の要請に従っていない人や事業者の名前をSNSを使って公表している

みたいに、”name and shame” の後ろに目的語を入れたり、あるいは受け身にして、

  • Businesses that refuse to cooperate could be named and shamed.

「企業名が公表される」みたいに使うこともできます。この場合には “named and shamed” と両方ともが “-(e)d” になることに注意してくださいね。

また、”name-and-shame” で形容詞の働きをして、”name-and-shame strategy” みたいに使われたり、名詞として “naming and shaming” のように使われることもありますよ。

■「医療崩壊」「自粛疲れ」「変異種」「在宅勤務」「危機感が薄れる」など、新型コロナにまつわる英語表現はこちらにまとめています↓

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