“touch base” というフレーズを目にしたことはありますか?
これは私がニュージーランドで暮らし始めてから知ったフレーズなのですが、メールや電話で結構よく使われるんです。
友達にもビジネスでも使える “touch base” の意味と使い方を紹介します!
“touch base” の意味とは?
“touch base” は “touch base (with somebody)” とも言いますが、直訳すると「(〜と)ベースをタッチする」という、不思議な意味になってしまいますよね。
実はこれはイディオムで、
(informal) to make contact with somebody again
Oxford Advanced Learner’s Dictionary
という意味になるんです。「(〜と)連絡をとる」という意味ですね。かしこまった感じではなくさらっと「連絡する」とか「状況を確認するために連絡を取る」というニュアンスです。
“touch base” の使い方
次は “touch base” の使い方を見てみましょう。
例えば以前、友達とメッセージをやりとりしていて、このフレーズが出てきたことがあります。
その時は「近々会ってお茶しようか」という話をしていたのですが、結局お互いの予定が合いませんでした。その時に友達が送ってきたのが、
- Let’s touch base beginning of March.
でした。これは「じゃあ3月の初めにまた連絡を取り合おう」という意味になります。
もし自分から「連絡を取るね」と言いたい場合には、
- I’ll touch base with you next week.
来週連絡します
のように言えますよ。

ビジネスでも使える “touch base”
“touch base” は「連絡を取る」という意味の “contact” のインフォーマルな表現として、ビジネスでも使われます。例えば、
- I’ll touch base with you tomorrow to confirm details.
詳細を確認するために明日連絡します - I’ll touch base with you next week to see if 〜.
〜かどうか確認するために来週連絡します - I’ll touch base with you about this project.
このプロジェクトについてまた連絡します - I just wanted to touch base with you to let you know 〜.
- I’m touching base to let you know 〜.
〜をお知らせするために連絡しました
のように、状況を確認したり、何かについて話す(話し合う)のような目的で「連絡を取る、連絡する」を表す時に、“I’ll touch base” や “I wanted to touch base”、“I’m touching base” のような形でメールやメッセージで使われているのを私はよく見かけます。
この “touch base” を初めて見たときには「?」と思ったのですが「連絡を取る、連絡する」という意味のかしこまりすぎない表現なので、ぜひ覚えて使ってみてくださいね。
■“get in touch”、“keep/stay in touch”、“be in touch” など「連絡」を表すときに “touch” はよく出てきます↓
■「日が近づいたらまた連絡します」は英語でどう言う?