「代替肉」って英語で何て言う?

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先週、ケンタッキーフライドチキンが鶏肉の代替肉を使ったフライドチキンを全米で発売すると発表したことが話題になっていました。

年々目にする機会が増えてきた「代替肉」ですが、ニュージーランドのスーパーでもよく見かけるようになりました。

そんな「代替肉」って英語でどう言うのでしょうか?

目次

「代替肉」を英語で言うと?

本物のお肉を使わず、植物性タンパクを原料として作られたお肉のことを日本語では「代替肉」と言ったり、大豆を原料としたものは「大豆ミート」とも言われますよね。

そんな「代替肉」は英語で、

plant-based meat

なんていう呼ばれ方をします。「植物を主原料とした肉」ということですね。

日本でも「プラントベース」という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、英語では “plant-based” が正解です。

この “plant-based 〜” は結構使い勝手のいい表現で「代替肉の〜」はたいていこれで表せてしまうんです。例えば、

  • plant-based beef:代替肉の牛肉
  • plant-based chicken:代替肉の鶏肉
  • plant-based mince:代替肉のミンチ
  • plant-based burgers (patties):代替肉のハンバーガー(パティ)
  • plant-based bacon:代替肉のベーコン
  • plant-based sausage:代替肉のソーセージ

なので、冒頭に出てきたケンタッキーフライドチキンの「代替肉を使ったフライドチキン」も、

  • plant-based fried chicken

です。日本では「大豆ミート」を見かけることが多いかもしれませんが、代替肉の原料は大豆に限らず、海外ではアレルギーに配慮した “soy free(大豆不使用)” のえんどう豆由来の代替肉もよく見かけます。

“plant-based” は「植物由来の」

「代替肉」が “plant-based meat” と紹介しましたが、そもそも “plant-based” とは「植物を主原料とした」を意味します。

なので、お肉に限らず「植物由来の○○」「植物性の○○」を表すときに使われる単語です。例えば、

  • plant-based milk (dairy free milk)
  • plant-based cheese (dairy free cheese)
  • plant-based eggs

は本来の動物由来の牛乳やチーズ・卵ではなく、植物由来の原料で作られた「代替ミルク」「代替チーズ」「代替卵」だったり、

  • plant-based diet

という食事法が以前から注目されていますが、これは植物由来の素材をベースにした食事法のことです。

健康やサステナビリティー、アニマルウェルフェア(動物福祉)などの観点からも、どんどん広がりを見せているのが “plant-based” の世界で、動物性の原料を使用していない、

  • plant-based products

が目に見えてどんどん増えてきているなと感じます。

その他の「代替肉」の英語での呼び方

話を「代替肉」に戻しましょう。

“plant-based meat” の他にカジュアルな表現では、

  • fake meat

とも呼ばれます。そのまま「フェイクの肉」という意味なので分かりやすいですね。他には、

と呼ばれることもあります。”plant-based” として売られている食品は基本的に動物性の原料を使用していないので、動物性のものを一切排除するヴィーガンの人が食べられるということです。

ただ、”plant-based” と “vegan” は全く同じ意味ではなく、ヴィーガンは動物由来の食品を一切口にせず、動物由来の製品も使わないといった倫理的な背景も含めてヴィーガンなのに対し、”plant-based” の食事は動物性のものを極力避けて植物性のものを摂るという食事法なので、この2つの言葉が完全に同じというわけではないようです。

その他にも「代替肉」は、

  • meat substitute(s)

と呼ばれることもありますよ。”substitute” とは「代用品、代用のもの」という意味なので「肉の代用品」ということですね。豆腐なんかも “meat substitute” です。

この “substitute” はもともとが植物由来のものの「代用品」にも使えるのが、”plant-based 〜” で表す「代替〜」との違いです。例えば、お米の代わりにカリフラワーやキヌアなどで代用することがありますが、これらは “rice substitutes” です。

今後ますます広がりを見せそうな「代替○○」を英語で言うときの参考にしてみてください。

■”vegan” や “dairy free” についてはこちらで紹介しています↓

■肉・卵・乳製品・グルテンなど特定成分を含まない食品のことを “free-from food” と呼んだりもしますよ↓

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