「知り合いになる」を英語で言うと?”become” は使わない?

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Johnさんという名前の人がいるとしましょう。

「私はJohnさんと友達になった」は “I became/made friends with John” と言えます。
また、友達とまではいかなくても「Johnさんとは知り合いですよ」と言いたい時には “I know John” と言えばいいですよね。

では「Johnさんと知り合いになった」は英語でどう言えばいいのでしょうか?

今回は、普段会話でよく使う「知り合いになる」「知り合う」という表現をマスターしてみましょう!

この記事の目次

実は間違えやすい「知っている」の英語

日本語で「Johnさんって知ってる?」と聞かれた場合に「知ってるよ」という答えになるケースには、以下の2通りがあると思います。

  1. Johnさんと知り合いの場合
  2. Johnさんと特に知り合いではないけど、存在は知っていてどんな人か思い浮かべられる、という場合

日本語ではどちらも「知っている」と表すので、そのまま英語にして “know” を使いそうになりますが、”I know John” と言えるのは実は1番だけなんです。

2番は “I know of John” や “I’ve heard of John” と表します。

“know” には「直接面識があって知っている」という意味があるので、今回紹介する「知り合いになる」にも “know” が使えます。

では「知り合いになる」の「になる」はどうやって表せばいいのでしょうか?

「知り合いになる」を英語で言うと?

「〜になる」を英語にしようと思った時に、まず真っ先に思い浮かぶ単語は “become” ではないでしょうか。

冒頭に出てきた「友達になる」は “become friends” で表せるし、トランプ氏がアメリカの「大統領になった」も “Donald Trump became president of the United States” と言えます。

なので「Johnさんと知り合いになる」も “become to know John” と言えそうな気がしますよね。でも、英語には【become to+動詞の原型】という表現はできないというルールがあるんです。

では「知り合いになる」は、一体どうやって表せばいいのでしょうか?

conversations

そんな時にとってもよく使われるのが、”get to know” というフレーズです。これは「知るようになる」といったニュアンスで「Johnさんとはどのようにして知り合ったの?」も、

  • How did you get to know John?

で一発解決です。

「知り合いになる、知り合う=get to know」の使い方

例えば、友達とパーティーに行ったとして、その友達があなたの別の友達と親しく話していたとしましょう。

あなたはその2人が知り合いだとは全く知らなかった場合、驚いて「あなたたちどうやって知り合ったの?」と聞くかも知れませんよね。こんな時には、

  • How did you get to know each other?

という定番のフレーズがよく使われます。

また、私が通っていた語学学校の一番最初の授業は “Get to know your classmates” という内容で、新しく同じクラスになった人達に各自色んな質問をし合って打ち解ける、みたいなテーマでした。

また、”get to know better” を使うと「仲良くなる」「よく知る」といったニュアンスも表せます。例えば、

  • I want to get to know her better.

と言うと「彼女のことをもっと知りたい」や「もっと親しくなりたい」といった感じが出ます。

“meet” で表す「知り合いになる、知り合う」

どのようにして知り合ったのか不思議な2人を目の前にして “How did you get to know each other?” はよく使いますが、他にもこんな言い方もあります。

カップルを目の前にして「2人はどうやって知り合ったの(出会ったの)?」とたずねる場合には、

  • How did you two meet?
  • How did you guys meet?

などもとってもよく使われます。(”meet” には「知り合いになる」という意味があります↓)

会話をする時は自分のことを話すだけではなく、相手にも話を振ったり質問したりすれば、一気に仲良くなれるはずです。

その質問の一つとして今回紹介した “How did you get to know 〜?” を役立ててもらえれば嬉しいです!

関連する英語コラム

■ネイティブが会話でよく使う “get to see” や “get to talk” のような “get to 〜” の使い方はこちらをご覧ください↓

■「〜しなくてはいけない」「〜しなきゃ」を表す “I’ve got to 〜” については、こちらのコラムで紹介しています↓

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