英語の時間の読み方・表し方、これで完璧!

この記事にはアフィリエイト広告および広告が含まれています。

英語で会話するときに避けて通れない話題の一つに「時間」がありますよね。
誰かと待ち合わせをしたり、仕事のミーティングなら正確に時間を伝える・理解する必要があります。

時間の表し方なんて簡単!1時は “one o’clock” で1時半は “one thirty” だよね、というアナタ。

そうなんです。その通りなんですが、ネイティブはいろんな表現を駆使して時間を表すんです。

私はニュージーランドで働くようになって「こんな言い方、学校で習ったっけ?」というぐらい、最初はネイティブの言いまわしにすごく悩まされました…。

今回は、そんなネイティブ流の「時間の表し方」のお話です。時間を伝えるのが苦手な方も、これで完璧に英語で時間を言えるようになりますよ!

メルマガに登録

記事の更新のお知らせをメールでお知らせします。配信時間は12時と19時頃です。
お名前の登録は必須ではありません。メールアドレスだけでも大丈夫です。
登録フォームの仕様で、お名前の名と姓が英語と同じになっています。ご注意ください。
目次

時間の表し方①:1時ピッタリを英語で

上でも少しだけ触れましたが「◯時ピッタリ」を表す時は簡単です。

◯ o’clock

ですね。「 1時」は “one o’clock” です。
ただ、会話の中では “I’ll see you at one.” のように “o’clock” を省くことが多いように感じます。

また「午前/午後」を言う必要がある場合には、

  • seven in the morning:午前7時
  • seven in the evening:午後7時
  • eleven at night:夜11時

のように言います。”7 am/pm” でもいいですね。

「昼の12時」は “noon/midday”、「夜の12時」は “midnight” という特別な言い方があります。

時間の表し方②:1時半を英語で

では「◯時半」の時はどうでしょうか?

正解は “◯ thirty” …と言いたいところですが、大半のニュージーランド人はこう言います。

half past ◯

1時間の半分が過ぎた、というニュアンスですね。例えば、

  • 1時半 → half past one
  • 5時半 → half past five
  • 11時半 → half past eleven

といった感じです。さらにくだけた表現では「1時半」を “half one” と言ったりもしますよ(”past” を省略)。

時間の表し方③:1時10分、1時50分を英語で

ちょっとステップアップしてみましょう。

「1時10分」を英語で言うと、どうなるでしょうか?”one ten” でしょうか?
ネイティブはなかなか難しい言い方をしてきますよ。正解は、

ten past one

です。「1時を10分過ぎました」ということです。他の「◯時10分」も同じように、

  • 5時10分 → ten past five
  • 11時10分 → ten past eleven

となります。
では「1時50分」はどうなるでしょうか?

これは、イメージとしては「2時まであと10分」という表現です。なので、

ten to two

になります。もちろん他の「◯時50分」も、

  • 8時50分 → ten to nine
  • 9時50分 → ten to ten

のように表せます。つまり、

◯時1分〜30分 → … past
◯時31分〜59分 → … to ◯の次の時間

となります。アナログの時計を思い浮かべると理解しやすいと思います。右半分の「分」は “past”、左半分の「分」は “to” とざっくり覚えてしまいましょう!

慣れるまではややこしいですが、一旦慣れてしまうと、この “past” と “to” はとっても便利です。

時間の表し方④:「1時15分」の英語表現

さらに「1時15分」は、ほとんどの人は “one fifteen” とは言わないんです。
たいがいの人はこう言います。

(a) quarter past one

また “past” が出てきましたね。15分は1時間の四分の一なので「1時を(1時間の)四分の一過ぎた」という言い回しをするんです。

では「1時45分」はどうでしょうか?
同じパターンだと、また “quarter” を使うんだろうなぁ…という気がしてきますね。正解は、

(a) quarter to two

「2時まであと(1時間の)四分の一」ということですね。
かなり脳みそが疲れますが、ニュージーランド人はこの “quarter to/past” も本当によく使います。

そのまま読んでもOK!

「1時10分」を “one ten”、「3時5分」を “three oh five”、「8時20分」を “eight twenty” と言っても、もちろんOKです。

ただ、”ten past one”、”five past three”、”twenty past eight” と言うネイティブはとても多いので、言われた時に意味が分かるようにしておくのは大切かなと思います。

また、「7時53分」などのようにキリの悪い数字の場合は、そのまま “seven fifty-three” と言ってもいいし、”seven minutes to eight” のように言うこともできます。(5分刻み以外では “◯ minutes past/to” のように “minutes” が入ります)

キッチリ言う必要がない場合は、”nearly/almost eight” と言うことも多い気がします。

今回紹介した “to/past” を使った言い回しが初耳、という方は今日からでも毎日使って練習してみてください。慣れるまではサッと口から出てきにくいですが、必ず役に立ちますよ!

■”half” と “quarter” については、以下のコラムで詳しく紹介しています↓

■「いま何時ですか?」を英語で言うと?

■意外と勘違いしている人も多い “morning” の本当の意味とは?

「1:30」か「1.30」。コロンかピリオドか

ちなみに、日本やアメリカでは時間の表記は「1:30pm」のように真ん中の点は二つのコロン「:」が使われることが多いようですが、ニュージーランドでは「1.30pm」と、真ん中の点は一つだけ(ピリオド)をよく見かけます。

必ずしも全てに当てはまる訳ではないですが、ここでもイギリス英語とアメリカ英語の違いが表れていて面白いですね。

■ピリオドの正しい使い方はこちら↓

よければシェア・保存してね
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次