最近お腹が出てきたな…と気になる方はいらっしゃいませんか?
ニュージーランドに住んでいた時、日本ではあまり見かけないような、とても立派な「太鼓腹」や「ぽっこりお腹」の方がたくさんいらっしゃいました。
そこで今回は「お腹」の基本的な英語表現に加えて「太鼓腹」「ポッコリお腹」を英語で何と言うのかを表現を紹介します。
また、あわせて「脇腹の贅肉」や「妊婦さんの大きなお腹」のボキャブラリーも紹介します!
「お腹」って英語で何て言う?
まずは「お腹」の英語表現から見ていきましょう。一番よく知られている単語は、
stomach
かもしれませんね。「お腹が痛い=I have a stomachache.」と学校で習ったような気もします。
でも、“stomach” って「胃」じゃないの?と思った方もいるはず。
そうなんです。“stomach” には「胃」という意味もあるのですが「(胴の)胸から下の部分」という意味もあるんです。つまり「胃」も「腹部」も “stomach” です。
そして、もっとくだけた「お腹」の表現に、
belly
があります。「ベリーダンス」の「ベリー」ですね。「おへそ」も英語で “belly button” と言います。
ちなみに、豚の角煮でおなじみの「豚バラ肉」も “pork belly” と呼ばれます。
そして、特に子どもが言ったり、大人が子どもに対して「お腹」と言う際に使うのが、
tummy
です。「お腹」をかわいらしく表現するニュアンスです。例えば、子どもがお母さんに「ママ、お腹が痛いよ」と言うのは、
みたいな感じです。私の友人の子は小さい時にお腹がプックリ出っ張っていてとても可愛かったのですが、その頃、友人はその子のことを “Big tummy man” と呼んでいました(笑)
その他にも「腹部」を表す堅い言葉では、
abdomen
なんかもありますが、日常会話では出てきません。お医者さんが使ったり、ちょっと医学的な専門の話で使うことが多いように思います。
「ポッコリお腹」は英語で何て言う?
さて、では「ぽっこりお腹」「太鼓腹」は英語で何と言うのかというと、
pot belly
もしくはワンワードで “potbelly” と言います。
“pot” は「鍋」なので「お鍋のように突き出した丸々したお腹」という意味で、わりと豊かな肉付きのポッコリ出たお腹を指します。
こんな感じのお腹は立派な “pot belly” です↓

また、ビールの飲み過ぎでポッコリ突き出たお腹は、日本語では「ビール腹」なんて呼んだりしますよね。実は英語にも、
beer belly
beer gut
という表現があります!そのままの直訳なので覚えやすいですね。
ベルトの上に乗る「脇腹のお肉」は英語で?
ジーンズやパンツ・スカートを履いた時にウエストに乗っかる、あの憎いお肉にも名前があるんです。それは…
muffin top
です。マフィンがカップの縁から溢れてモリッとしている様子に似ていることからこう呼ばれるようです。イメージはこんな感じです↓

他にも、こんな「脇腹の贅肉」は “love handles” とも言いますよ。
妊婦さんの「お腹が大きくなってきた」を英語で言うと?
最後に、妊婦さんの「大きいお腹」「お腹が大きくなる」の英語表現もちらっと紹介しておきます。
妊婦さんのお腹のでっぱりは “bump” という単語を使うことが多いかなと思います。例えば、
- My bump is starting to show.
お腹が大きくなってきました(目立ち始めてきた)
みたいな感じです。妊婦さんが自分自身のことを “My belly is getting bigger.” と言うことはありますが、他人が言うのはちょっと気をつけたいところです。
人の外見について本人を目の前にしてコメントするのは、褒めているつもりでもよく思われない場合があるので注意が必要です。でも、ボキャブラリーとして知っておくと役に立つこともあります。
人の外見を表すボキャブラリーや「外見」「見た目」を表す単語はこちらで紹介しているので、ぜひあわせて読んでみてくださいね↓