アイスクリーム屋さんで注文する時って「コーンにしますか?カップにしますか?」と聞かれますよね。
それは海外でも同じです。では「コーンにします」と英語で答える時は、何て言えばいいのでしょうか?
今回は意外と間違えやすい、アイスクリームの「コーン」の英語表現のお話です。
アイスクリームの「コーン」は英語で?
国民一人あたりのアイスクリーム消費量が世界一のニュージーランド。
街を歩けばアイスクリーム屋さんがあり、スーパーでは大容量のアイスクリームだけでなく、コーンも普通のコーン・ワッフルコーン・チョコレート味のコーンなどが売られています。
この「コーン」を英語で言うと、どうなるでしょうか?
“corn” と思った方、私もそう思ってました。でも実は違うんです。
アイスクリームの「コーン」は “cone”
「コーン」と言えば、とうもろこしの “corn” を想像する人も多いと思いますが、実はとうもろこしは関係なくて、
cone
が正解です。この “cone” は「円錐」という意味の「コーン」なんですね。形を思い出してみると意外と簡単でしたね。
なので、道路や工事現場などに置かれている「カラーコーン(三角コーン、パイロン)」も同じ “cone” です(実際には “traffic cone” や “road cone” などと呼ばれます)。
アイスクリームの「コーン」は “ice cream cone(s)” とも言いますが、アイスの話だと分かっている時は単に “cone” でOKです。
「ワッフルコーン」は英語でもそのまま “waffle cone” で、ソフトクリームのパリッと軽いコーンは “wafer cone” と言います(”wafer” とは「ウエハース」のことです)。
“cone” は発音にも注意!
アイスクリームを注文する時には「コーンにしますか?カップにしますか?」と聞かれますよね。それはニュージーランドでも同じで、
- Cup or cone?
と聞かれます。私は何となく「コーン please.」と言っていたのですが、これが全然通じなくて、毎回 “Pardon?” と聞き返されてたんです。
それもそのはず、正しい発音は /kəʊn/(アメリカ英語では /koʊn/)なので「コーン」と伸ばすのではなくて「コゥン」のように「オウ」の音をちゃんと発音しないといけません。
これは「コート(coat)」や「ボート(boat)」なんかと一緒ですが、ついつい日本語で言う時みたいに伸ばしてしまうと一気に通じなくなるので、海外でアイスクリームを注文したい方はぜひご注意ください。