スーパーに行くと「生鮮食品売り場」「お肉売り場」「お魚売り場」のように、いろんな「売り場」がありますよね。
こんな「売り場」って英語で何て言うのか疑問に思ったことはありませんか?
また「レジはどこですか?」のように英語で聞きたい時に「レジって英語でなんて言うんだろう…?」と思ったことがある方もいらっしゃると思います。
そこで今回は「売り場」や「レジ」の英語表現を紹介します!
「売り場」は英語で何て言う?
日本のスーパーマーケットでは「⚪︎⚪︎売り場」のことを「⚪︎⚪︎コーナー」と言うこともありますよね。例えば「野菜コーナー」「お肉コーナー」「お魚コーナー」「パンコーナー」みたいな感じです。
「コーナー」は英語なので「野菜売り場」は “vegetable corner” で通じそうな気がしませんか?
ところが、英語で「売り場」を表すのは “corner” ではなく、
section
と言います。例えば、
- vegetable/produce section:野菜売り場
- meat section:お肉売り場
- seafood section:お魚売り場
- dairy section:乳製品売り場
- liquor section:お酒売り場
みたいな感じです。また、大きなスーパーでは通路に番号が付けられているので、買いたい物が見つからなくて店員さんに聞いた時に「通路8番にあるよ」みたいに言われることがあります。
この場合の「通路8番」は、英語では “aisle 8” と表現します。
飛行機の通路側の席 “aisle seat” と同じ “aisle” ですね。発音は /aɪl/ になることに注意しましょう!

「〜売り場はどこですか?」をシンプルな英語で
特定のものを探している場合には「〜売り場はどこですか?」という直訳にこだわらずに、
- Excuse me, where are the carrots?
にんじん(の売り場)はどこですか? - Where can I find the eggs?
卵(の売り場)はどこですか? - Can you tell me where the ketchup/ tomato sauce is?
ケチャップ(の売り場)はどこですか? - Do you have soy sauce somewhere?
醤油(の取り扱い)はありますか?売っていますか?
などと店員さんに聞けばOKですね。私は初めて行くスーパーではなぜか卵売り場が見つけられないということがよくあるのですが、私のような方は、
- Could you show me where the eggs are?
と聞けば、親切な店員さんならたまご売り場まで連れて行ってくれるかもしれません。
お金を支払う「レジ」は英語で何て言う?
次は、お店で何かを買った時や、カフェでお金を支払う「レジ」の英語表現を見てみましょう。
「お会計はレジでお願いします」や「商品をレジに持って行く」「レジはどこですか?」みたいに言いますよね。
この「精算場所」という意味での「レジ」は英語で、
checkout
と言います。特にスーパーや量販店でよく使われる単語です。ネットショッピングの「レジ」も “checkout” ですよ。
- Where is the checkout?
レジはどこですか? - There were long queues at the checkouts.
レジには長い列ができていた(レジ待ちの長い列ができていた)
みたいな感じです。最近ではセルフレジのスーパーやお店もあったりしますが「セルフレジ」は “self-checkout” と言います。
日本語の「レジ」はおそらく “cash register” から来た言葉だと思いますが、これは「レジ」の機械自体を指す言葉です。イギリス英語の影響が強いニュージーランドでは、この「レジ」のことを、
till
と呼ぶ人が多いので、店員さんが言う「レジで支払ってください」は、
- Pay at the till.
レジで支払ってください
をとてもよく耳にしました。
他にも、レストランやカフェなどのカウンターにレジがあって、そこで支払うタイプのお店では、
- Pay at the counter.
なんかもよく使われます。
「レジはどこですか?」を英語で言うと?
「レジはどこですか?」と支払う場所を店員さんに聞く場合は「レジ」を直訳しない言い方もよく使われます。私の以前の職場では、
- Where do I pay?
と聞いてくるお客さんが多かったです。「どこで支払えばいいですか?」ということですね。
「レジって英語で何て言うんだろう…?」みたいに、言いたい英単語がわからない(知らない)場合は、こんなふうに動詞を使って言い換えるとスムーズに言えたりするので、ぜひお試しください!
■金額の基本の読み方と、ネイティブ流の読み方はこちらで紹介しています↓