「売り場」「レジ」は英語で何て言う?|英語っぽいのに通じない単語たち10 買い物編

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和製英語シリーズ10回目の今回は、買い物をする時についつい使ってしまう和製英語を3つ紹介します。

「スーパー」が和製英語なのは、皆さんご存じですよね。

英語圏の国で “I’m going to a super.” は通じません。
“super” と言いそうになるのをぐっとこらえて、そこは “supermarket” です。

では、他にどんな和製英語があるのでしょうか?
和製英語 買い物編スタートです!

この記事の目次

「売り場」は英語で何て言う?

スーパーマーケットには野菜売り場、お肉売り場、お魚売り場、パン売り場などなど、いろんな売り場がありますよね。
その売り場のことを日本語では「野菜コーナー」「お肉コーナー」のように「コーナー」を使って言うこともあります。

「コーナー」は英語なので「野菜売り場」は “vegetable corner” で通じるでしょうか?

この「コーナー」も一見通じそうですが、実は通じない英語なんです。
では、英語で「売り場」って何て言うのでしょうか?正解は…

section

と言います。”vegetable section(野菜売り場)”、”meat section(お肉売り場)” や “dairy section(乳製品売り場)” のように使われます。

また、買いたい物が見つからなくて店員さんに聞いた時、大きな店では通路に番号が付けられていて「通路8番にあるよ」と言われることがあります。

この場合の「通路8番」は、英語では “aisle 8” というふうに表現します。
飛行機の通路側の席 “aisle seat” と同じ “aisle” ですね。発音は /aɪl/ になることに注意しましょう!

Supermarket

特定のものを探している場合には「〜売り場はどこですか?」という直訳にこだわらずに、

  • Excuse me, where is 〜?
  • Where can I find 〜?
  • Do you have 〜 somewhere?
  • Can you tell me where 〜 is?

などと店員さんに聞けばOKですね。”Could you show me where the eggs are?” と聞けばたまご売り場まで連れて行ってくれるかもしれません。

「バーゲン」は正しい英語なの?

洋服屋さんなどが大々的に安売りをする「バーゲン」ってありますよね。
『◯◯のバーゲンは1月2日から』なんていうテレビCMもありました。

この「バーゲン」は正しい英語だと思いますか?

実は英語では「バーゲン」とは言わず、

sale

が一般的です。”bargain” という単語自体は英語なのですが、日本語の「バーゲン」とはちょっと意味が違うんです。
英語の “bargain” はこんな意味です。

a thing bought or offered for sale much more cheaply than is usual or expected

「安売り」ではなくて「安売りされている商品」が “bargain” なんです。

私はそんなこととは知らずに、ニュージーランドに来てから、あることがきっかけで “bargain” の意味を知りました。

それは何かと言うと、ニュージーランドには衣料品・白物家電・家具・CD・DVD・食品など生活用品全般を扱う、安さで有名な「the warehouse」という量販店があります。

そのお店の宣伝フレーズが “the warehouse 〜where everyone gets a bargain〜” で、テレビCMを初めて見たときから「get a bargain??」と思っていたのですが、上の英英辞書の定義を見て納得でした。

「バーゲン」は “sale”
「安売り品」が “bargain” です。

sale

お金を払う「レジ」は英語で何と言う?

お店で何かを買った時やカフェに行った時など、お金を払う場所はどこでしょう?

日本語で言うと「レジ」ですよね。
「お会計はレジでお願いします」や「商品をレジに持って行く」なんていう言い方をします。

では、日本語の「レジ」は英語で何と言うのでしょうか?

スーパーマーケットや量販店などの「レジ」が何台も並んでいるような精算場所や、ネットショッピングの「レジ」は、

checkout

と呼ばれます。「セルフのレジ」もかなり浸透していますが、こちらは “self-checkout” と呼ばれていますよ。

また、「レジ」という機械自体の名前はアメリカ英語では “cash register” ですが、イギリス英語では、

till

と呼ばれることが多いので、

  • Pay at the till.
    レジで払ってね

もとってもよく使われます。特にレジが1台や2台ぐらいしかない小さなお店では、こちらを使うことが多いです。

そして、ショップやレストランなどで「レジはどこですか?」と支払う場所を店員さんに聞く場合には「レジ」を直訳せずに、

  • Where do I pay?
    どこで支払えばいいですか?

と聞くことが多いです。

■金額の基本の読み方と、ネイティブ流の読み方はこちらで紹介しています↓

海外に行ったら、ショッピングをしたりスーパーマーケットに行くだけでも楽しいですよね。
そんな時に今回紹介したフレーズを役立ててもらえると嬉しいです。

また、特に英語を話さなくても買い物はできますが、せっかくの機会なのでお店の人と少しでもお話ししてみると、旅行がもっと楽しくなると思いますよ。

「英語っぽいのに通じない単語」シリーズ

こんな感じで、英語っぽいのに通じない単語たちを少しずつ紹介しているこのシリーズ。

次の「通じない単語たちシリーズ11」は、海外旅行の時に絶対に役立つ「ホテル編」です!↓

■■シリーズを通して読んでみたい方は、こちらからどうぞ!

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