「マックフルーリー」の「フルーリー」の意味とは?

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最近、日本のマクドナルドの新商品「マックフルーリー 超オレオ」のCMを見かけました。

「マックフルーリー」というデザート自体は10年ほど前からメニューにあって、定番のものに加えて期間限定でいろんな味が発売されているので、食べたことがある方もいると思います。

でも「フルーリー」って何なのか気になったことはありませんか?

実はこれ、英語なのですが、海外で「マックフルーリー」と言っても通じないんです。

「マックフルーリー」は “McFlurry”

「マックフルーリー」はニュージーランドのマクドナルドにもあります(私は食べたことはありませんが…)。

そして、その英語名は “McFlurry” です。

「マックフルーリー」とはどんなものかと言うと、カップにソフトクリームと具材(ソースやポリポリしたトッピング)を入れて、専用の機械でガーッと混ぜたデザートですよね。

持ち手のゴツい専用のスプーンを機械にセットして、そのスプーンをカップに差しこむと、スプーンが高速回転してカップの中身が混ざるような仕組みなのですが、実はここに “McFlurry” の名前の由来が隠されています。

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“flurry” の意味は?

“McFlurry” の “Mc” はマクドナルドの “Mc” なので、問題は “flurry” ですよね。
発音は「フルーリー」ではなく [/ˈflʌr.i/] です。どちらかと言うと「フラリー」に近いかもしれません。

探してみると、マクドナルドUKのホームページに、McFlurryという名前の由来が載っていました↓

Why is a McFlurry called a McFlurry?:

The name comes from the process in which the spoon is attached to the McFlurry mixer which is used to ‘flurry’ the ice cream and inclusions (and sauce if applicable) together, before being given to the customer.

“flurry the ice cream” と書かれていますよね。では、”flurry” ってどんな意味なのでしょうか?
Oxford Dictionariesによると、”flurry” には動詞でこんな意味があります↓

  1. (especially of snow or leaves) be moved in small swirling masses by sudden gusts of wind
  2. (of a person) move quickly in a busy or agitated way

雪や葉っぱが突風で渦巻くように動く様子や、人がせかせかと慌ただしく動く様子を表す時に使われるんですね。ちなみに “agitate” には「かき乱す、激しくかき混ぜたり、かき回す」といった意味があります。

なので「マックフルーリー」という名前は、スプーンを高速回転させてガーッとかき回して作ることから付いたんですね。

Mmm...

名詞の “flurry” の意味と使い方

実は英語の “flurry” は、動詞ではなく名詞で使われることの方が多い単語です。その名詞の “flurry” には大きく分けて2つの意味があります。

  1. a small amount of snow or rain that is blown by the wind
    ・Snow flurries are expected overnight.
  2. a time when there is suddenly a lot of activity and people are very busy
    ・The day started with a flurry of activity.
    ロングマン現代英英辞典

風に舞ってちらつく雪や、短時間のうちに何かが一気にどっと押し寄せたり、急にたくさんのことが起こることを表すんですね。
2番の意味では “a flurry of 〜” というフレーズで使われることが多いです。

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また、”flurry” と言えば、私はいつも映画『Frozen』(邦題『アナと雪の女王』)を思い出します。

エルサが魔法で雪だるまのOlaf(オラフ)の頭の上に小さい雪雲を作ってあげるシーンがあります。
その雲からちらちら降る雪を見てオラフは、”My own personal flurry!” と大喜びします。この “flurry” は上の1番の意味ですね。

“flurry” は「フルーリー」ではない

英語の “flurry” は上でも紹介したように「フルーリー」と読んでしまうと通じません。

発音は [/ˈflʌr.i/](アメリカ英語 [ˈflɜːri/])なので注意してくださいね。

ちなみに、私はニュージーランドのMcFlurryは食べたことがないのですが、オーストラリアとニュージーランドのマクドナルドでは、カップに入ったソフトクリームの上にソースや具材が乗っただけの全くかき混ぜられていないものが出てくることがあるようです。もはや “flurry” ではないですね…

ちなみに、マクドナルドのしょうが焼きバーガー『ヤッキー』。英語で「ヤッキー」はとっても残念な名前なんです↓

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