「〜すべき」ではない “should” の意味と使い方

今回は “should” の使い方のお話です。

以前、“should” と “had better” の違いや、「should have+過去分詞」で表す「〜すればよかった」という表現をご紹介しましたが、“should” は会話に本当によく出てくる単語です。

そこで今回はもう一つの “should” の大事な使い方で「〜した方がいい」以外の使い方を取り上げたいと思います。では、

  • Anytime over the weekend should work.

ってどんな意味になると思いますか?

目次

この “should” はどんな意味?

例えば、友達と出かける計画を立てているとしましょう。メールで「日にちはいつがいい?」と送ったら、次のような返事が来たとします。

  • Anytime over the weekend should work.

これは「週末は働かなくちゃいけない(から無理)」という意味だと思いますか?

他にはこんな例もあります。海外のショッピングサイトで買い物をしたら、英語で確認メールが来たとします。次のような文が書かれていたら、どんな意味だと思いますか?

  • Your order has been dispatched. You should receive it within ten business days.

これらの “should” の使い方が、会話でもメールでもよく使われる、もう一つの “should” なんです。

「〜のはず、〜するはず」という意味の “should”

まず一つ目の文は、

  • Anytime over the weekend should work.

でしたね。これは「週末は働かなくちゃいけない」という意味ではなく「週末ならいつでも大丈夫なはず」という意味になります。

この “should” は「〜した方がいい」「〜すべき」ではなく、

〜のはず、〜するはず

という意味なんです。そしてもう一つの文、

  • You should receive it within ten business days.

は「10営業日以内に手元に届くはずです」という意味になります。

では次に、この「〜のはず」という意味の “should” の使い方を詳しく見てみましょう。

「〜のはず」の “should” の使い方

English Grammar in Use の “should” のページには、こんなことが書いてあります↓

We use should to say that we expect something to happen

これから何かが起きるのを予期していることを述べる場合に使う、ということですね。

なので、冒頭に出てきた日程を決めるメールも「週末なら大丈夫」なのを予期・推測していることを表し、ネットで買った商品が「10営業日以内に届くはず」にも、前もって予期しているニュアンスが込められています。

"brown paper packages, tied up with string..."

そして、この “should” を使った日常生活でよく耳にする表現は他にもたくさんあって、その中でも、

  • That/It should be fine.

は定番のフレーズですが、これも「それで大丈夫なはずだよ」と予期していることを表しています。

また、私がたまに耳にするたびに響きが面白いなと感じる表現があるのですが、それは、

  • That/It shouldn’t be a problem, should it?

です。「問題ないはずだよね」も、こんなふうに表現することができるんですね。

まだある “should” のこんな使い方

例えば、何かの順番待ちをしているときに「どれくらい待ちますか?」と尋ねたら、

  • It shouldn’t take long.

のように言われることが結構あります。意味は「そんなに(時間は)かからないはずよ」というザックリした返答で、100%「時間はかからない」とは言い切らずに「かからないはずだよ」と予期しているニュアンスです。

同じように「ほんの10分程しかかからないはずだよ」なんかも、

  • It should only take ten minutes.

という感じで “should” を使ったり、仕事のメールでも、

  • I should be able to get back to you by 6pm at the latest.
    遅くとも6時までに折り返しご連絡できるはずです

というふうに使えるので、この “should” は絶対に覚えて使いこなしたい単語です。

今回は使い方の例もたくさん紹介したので、これは使える!と思ったものから、ぜひ早速使ってみて下さい!

助動詞シリーズはこちらから

should・would・couldなどの助動詞って「ちょっと苦手だな…」と感じている方はいませんか?

以下のコラムでは基本的な意味と使い方を分かりやすく紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください!

■“should” と “had better”、どう使い分ける?

■「should (not) have 過去分詞」で表す「〜すればよかった(しなければよかった)」も会話では頻出です!

■“would” の基本的なニュアンスを分かりやすく紹介しています↓

■“could” の基本的な使い方はこちら↓

■「could=canの過去形」と覚えるとちょっと危険です↓

■“Could you” と “Would you” の違いはこちら↓

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