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インターネットで「チャットする」のような「チャット」は日本語にもなっていますよね。
では、英語の “chat” は上手に使いこなせていますか?
今回は、私の周りのネイティブがとってもよく使う単語、”chat” を取り上げたいと思います。
いつも “talk” ばかり使っているという方も、覚えておいて絶対に損はない単語ですよ!
“chat” の意味とは?
“chat” はイギリス英語でとてもよく使われる単語で、動詞と名詞の意味があります。
【動詞】to talk in a friendly informal way, especially about things that are not important
【名詞】an informal friendly conversation
(ロングマン現代英英辞典)
重要ではない雑談のような「おしゃべり(する)」というイメージですね。友達や親しい人とちょっと話をする、という感じです。
「話す」という意味では “talk” とさほど変わらないのですが、大きな違いが1つあります。
それは、”talk” はちょっとシリアスな話をするときにも使われるのに対して、”chat” はもっとくだけた軽いニュアンスがあるということです。
ニュージーランド人たちもとってもよく使うインフォーマルな単語で、私の印象としては動詞よりも名詞で使われることが多いように思います。
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“chat” の使い方
名詞で使われることが多いと先ほどちらっと紹介しましたが、私が特によく耳にするのが、
have a chat (with〜)
というフレーズです。”have a chat” と動詞の “chat” は同じ意味なのに、テンポがいいせいか、口語では “have a chat” がとてもよく使われています。
- Let’s have a chat over coffee.
コーヒーでも飲みながらおしゃべりしよう - It was nice having a chat with you.
おしゃべりできてよかったわ
また、”for a chat(おしゃべりしに)” というのもよく耳にするように思います。
- I thought I’d pop in for a chat.
ちょっとおしゃべりしに寄ろうと思って - Come over for a chat!
おしゃべりしにおいでよ
もちろん、”chat” を動詞で使うこともできますよ。
- We spent the whole morning chatting.
私たちは午前中ずっとおしゃべりして過ごしました - I was chatting with a friend the other day, and …
こないだ友達とちょっと話してたんだけどね、…
みたいな感じですね。
「ちょっと話をする」の “chat”
そして、”(have) a chat” はただの「おしゃべり、雑談」ではなく「ちょっと話をする(した)」をカジュアルに言うときにも使われます。
- Do you have time for a quick chat?
ちょっと話す時間ある? - I was having a chat with Bob.
ボブとちょっと話してました - I had a little chat with Lucy yesterday.
ルーシーと昨日ちょっと話しました
娘が通う幼稚園でも、先生のところに子どもが「◯◯くんがおもちゃを貸してくれない」みたいに言いに来ると、先生が「〜ってお願いしたらどうかな?行って話しておいで」と言っているのをよく見かけるのですが、そんなときにも、
- Go have a chat with Thomas.
トーマスと話しておいで
のように “Go have a chat with 〜” をとてもよく耳にします。
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いつも “talk” ばかり使っている、という人はぜひ “have a chat” や “chat” も使ってみてくださいね!
「話す」を表す他の英語表現
友達と「(お互いの近況を)話そうね」というニュアンスでは、”catch up” もとてもよく耳にするフレーズなので、こちらもぜひ覚えて使ってみてくださいね!
■「話す」の “speak” と “talk” の違いとは?
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