“Better safe than sorry.” ってどんな意味?

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先日、ニュージーランドでは祝日があって、街ではいろんなイベントが開かれていました。

その翌日に会った人と「昨日はどこか行った?」という話になったときに「コロナウイルスのこともあるし、今は人混みに行かないようにしてるんだ」と答えたら、

と言われました。

この “Better safe than sorry” は会話でもよく出てくるフレーズなのですが、どんな意味だと思いますか?

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“Better safe than sorry.” の意味とは?

  • Better safe than sorry.

これを直訳すると「”sorry” よりも “safe” であるほうがいい」ということですね。

この “sorry” は「ごめんね」ではなくて「後悔する」というニュアンスで、”safe” は皆さんご存じ「安全な」という意味ですが「リスクがない」といったニュアンスです。

つまり「あとで後悔するよりは慎重にしたほうがいい、用心に越したことはない」という意味になるんです。

英英辞書を見てみると、

used to say that it is better to be careful, even if this takes time, effort etc, than take a risk that may have a bad result
(ロングマン現代英英辞典)

と書かれていて、悪い結果になるかもしれない危険を冒すより最初から安全策をとったほうがいい、みたいな感じですね。

上にも書いてありますが、何かちょっと手間や時間がかかったり絶対に必要ではないことでも、安全策をとってやっておいた方がいいというニュアンスで使います。

“Better be safe than sorry”、どう使う?

“Better be safe than sorry” は他にもバージョン違いで、

  • Better to be safe than sorry.
  • It’s better to be safe than sorry.

などもあります。個人的な印象ですが、会話で一番よく耳にするのは “Better safe than sorry” かなと思います。

  • Evacuate before it’s too late. Better safe than sorry.
    手遅れになる前に避難しなさい。用心するに越したことはないよ
  • You should see a doctor. It’s better to be safe than sorry.
    病院に行ったほうがいいよ。用心に越したことはないから
  • It’s probably not going to rain, but I’ll take an umbrella anyway. Better safe than sorry.
    おそらく雨は降らないけど、とにかく傘を持っていくよ。用心するに越したことはないしね

みたいな感じです。

“play it safe” も使える

また「危険を冒さずに安全策をとる」という意味では、”play it safe” というフレーズも使えますよ。これも、

to be careful and not take risks
(Cambridge Dictionary)

という意味なので、何か行動をする際に「用心して不要な危険を冒さない」みたいなニュアンスで使われます。

  • We decided to play it safe and cancel our trip.
    危険を冒さないで旅行を取りやめることにした

余計なリスクを避けて注意深く用心した行動するときなどにぜひ使ってみてくださいね!

■「慎重な」「用心深い」には “cautious” という単語もよく使われます↓

■今回のコラムにも登場した単語 “risk” の意味と使い方はこちらで紹介しています↓

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