電話対応でよく使う「(担当者に)お繋ぎします」の英語表現

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電話がかかってきて「少々お待ちください。〜にお繋ぎします」と電話を担当者や他の部署に転送することってありますよね。

英語で電話対応は慣れていないとテンパってしまいますが、ビジネス英語ってよく使われるフレーズが実は決まっていたりするので、定型フレーズを覚えてしまえばドキドキもかなり減るはずです。

今回は電話で「〜にお繋ぎします」「〜さんに繋いでもらえますか?」と言う時にとてもよく使われる、あるフレーズを紹介します!

この記事の目次

“put you through to 〜” で表す「〜につなぐ」

「つなぐ」と言えば “connect” という単語をパッと思い浮かべるかもしれませんが、私が一番よく耳にするのはこれです↓

I’ll put you through (to 〜)

これで「あなたを(〜に)お繋ぎします」という意味になります。

難しい単語は全く出てきていないですよね。”through” は「〜を通って、〜を通り抜けて」という意味で習ったと思いますが、この “through to” はどこかまで「つながる」のイメージです。「あなたを〜につながるようにする→〜につなぐ」ということですね。

国や地域で使う表現が異なることはよくありますが、このフレーズは私がニュージーランドの語学学校で習った表現です。”put you through” なんて面白い言い方するんだなぁと思っていたら、その後10年以上ニュージーランドに住んでいた間、本当に “put you through” ばかり耳にしました。

“put you through (to 〜)” の使い方

次は実際にどんなふうに使うのか例を挙げてみたいと思います。

電話で話している相手に「〜にお繋ぎします」と言う場合は、

  • I’ll put you through to the person in charge. Just a moment, please.
    担当者にお繋ぎします。少々お待ちください
  • Please hold. I’ll put you through to the sales department.
    営業部へお繋ぎしますので少々お待ちください

のように言えます。「〜に」を言う必要がない時は “put you through” だけでも使えますよ。

  • I’d like to speak to Mr Kato, please. −One moment. I’ll put you through now.
    「加藤さんはいらっしゃいますか?」「ただいまお繋ぎしますので少々お待ちください」

“put me through” は「つないでもらえますか?」

「お繋ぎします」とは反対に「〜さんに繋いでもらえますか?」と言いたい場合は、

put me through to 〜

です。”you” が “me” に変わっただけですね。

  • Can you put me through to customer services, please?
    カスタマーサービスにつないでもらえますか?
  • Can you put me through to someone who can help?
    誰か分かる人につないでもらえますか?(問題を解決できる人、のニュアンス)
  • I was put through to technical support.
    電話が技術サポートに転送されました

他にも、社内の誰かから内線で電話が転送されてきて「では繋いでください」と言うような場合にも “put through” が使えますよ。

  • Hi Ken. There’s a call for you from John. −OK, great. Put him through.
    「あ、ケン。ジョンさんからお電話が入ってます」「了解。繋いでください」

のような感じです。

メールを「担当者(担当部署)へ転送する」は英語で?

電話を「転送する」ではなくて「メールを転送する」の場合には “put through” ではなく、

forward
pass on

などで表します。簡単に例を挙げてみると、

  • I have forwarded your email to our sales team.
    あなたのメールを営業部に転送しました
  • Your email has been passed on to the relevant department.
    あなたのメールは関連部署に転送されました

みたいな感じです。

電話対応に関する英語コラムはこちら

英語の電話対応は自分が言うフレーズと相手が言いそうなフレーズを覚えておけば怖くありません!

■「少々お待ちください」の英語表現はこちらで紹介しています↓

■基本的な「電話する」のフレーズとネイティブがよく使う表現はこちら↓

■「折り返し連絡する、電話する」はとってもよく使う表現です!

■「090-xxxx-xxxxまでお電話ください」って英語でどう言う?

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