“Sounds like a plan.” というフレーズを耳にしたことはありますか?
日常生活でネイティブがよく使うフレーズなのですが、直訳するとちょっと意味が分かりづらいかもしれません。
そこで今回は “Sounds like a plan.” の意味と使い方、そして似た表現もあわせて紹介します!
“Sounds like a plan.” の意味とは?
“Sounds like a plan.” とは、何かの予定・計画を立てるときに相手の提案に対して「そうしよう」と返すときに使われるフレーズです。
この「そうしよう」は「いいね、そうしよう」「よし、そうしよう」「よし、それでいこう」みたいな、相手のアイデアに乗り気で賛成するニュアンスです。
でも、なぜ “Sounds like a plan” が「いいね、そうしよう」になるのでしょうか?
私が初めて “Sounds like a plan” という表現を知ったのは、友達とのメールだったのですが、そのときは意味が分かりませんでした。
日常会話で “sound” は、”Sounds good(いいね)” のように「(聞いたところ)〜に思える、〜に聞こえる」という意味で使うことがとっても多いです。
“Sounds like a plan” は直訳すると「計画のように聞こえる」と、いいと思っているのかどうか微妙に分かりづらい感じしますが、これは “Sounds like a good idea” のニュアンスで「いいね」「よし、そうしよう」という賛成を表します。
“Sounds like a plan.” の使い方
使い方は簡単です。
例えば、友達が「明日お茶しない?」みたいに誘ってくれたら、
- Sounds like a plan. What time are you thinking?
いいね、そうしよう。何時で考えてる?
みたいに返事をしたり、他にも、
- Why don’t we order pizza for dinner? −Sounds like a plan.
「夕食はピザ注文しない?」「いいね、そうしよう」 - Let’s have a barbecue next weekend. −Sounds like a plan. I’ll be free on Saturday.
「来週末BBQしよう」「いいね。土曜日なら空いてるよ」
“Sounds like a plan” とは、実は “That sounds like a plan” の “That” が省略されているのですが、この “that” を別の言葉に置き換えることもできます。例えば、
- I was thinking we could grab dinner and maybe a movie? −Dinner and a movie sounds like a plan!
「ディナー食べて映画でもどうかなって考えてたんだけど」「ディナーと映画、いいね!」
みたいな感じです。
“Sounds like a plan” に似た英語表現
● Sounds good.
相手が提案してきたことに対して「いいね」「いいよ」と返したいときには、上にも出てきたように “Sounds good” がよく使われます。これは本当にめちゃくちゃよく使うフレーズです。例えば、
- What time should we meet? 11am? −Sounds good.
「何時に会おうか?11時は?」「いいよ」
といった感じです。”Sounds good to me.” という言い方もありますが、こちらは相手が自分を含めて複数人に提案したときなんかに「私はそれでいいよ」みたいな返事として使うことが多いかなと思います。
● Perfect、Great、Excellent
“Perfect”、”Great”、”Excellent” も私の友人たちがとてもよく使う単語です。これらも、相手が提案したことに対して「いいね」という意味になります。
- How about 9.30 at ○○? −Perfect! Looking forward to catching up!
「9時半に○○で会うのはどう?」「いいね!会って話すの楽しみにしてるね」 - I’ll be free next Monday morning. −Great! Does 10am suit you?
「次の月曜の午前中空いてるよ」「いいね。10時はどう?」
また「いいね」というニュアンスを含んだカジュアルな「了解、オッケー」みたいなニュアンスでもとってもよく使います。
- Emily will be coming along too. −Great! See you at the party!
「エミリーも来るよ」「了解(いいね)!パーティーで(会おう)ね」 - Say, 6pm? −Excellent! See you then!
「6時はどう?」「了解(いいね)!じゃ、その時にね」
どれも直訳すると「完璧」「素晴らしい」みたいになってしまいますが、それほど大袈裟なものではなく意味の違いも特にないので、メールでも気軽に使ってみてくださいね。
■”sound” と “sound like” の違いと使い分け方はこちらで紹介しています↓
■「(この提案)どうかな?」と尋ねるときにも “sound” が使えます↓