何か予定があって天気が心配なときに「天気がもつといいなぁ」と言ったり、雨が降りそうだけど降って欲しくないときにも「天気がもってくれるといいな」と言うことがありますよね。
あるいは、降りそうだったけど結局降らなかった場合にも「天気がもった」みたいに言います。
そこで今回は「天気がもつ」を英語でどう言うのかを紹介したいと思います!
「天気がもつ」の「天気」は英語で?
明日、何か楽しみなことがあるとしましょう。「(今の)天気がもってくれるといいなぁ」と言いたい場面を想像してください。
まずは「天気がもつ」の「天気」は英語で言うと “weather” ですよね。
“whether(〜かどうか)” とスペリングが似ているので気をつけてくださいね。また、”a weather” とは言えませんが、特定の場所の一時的な天気を表す場合には “the weather” になります。
なので「天気がもってくれるといいなぁ」の文章の出だしは、
- I hope (that) the weather …
です。では「天気がもつ」の「もつ」はどんな英語で表現するのでしょうか?
「天気がもつ」の「もつ」は英語で?
「天気がもつ」の「もつ」は「持ちこたえる、状態を保ち続ける」という意味ですよね。実は、こんなニュアンスをピッタリ表す単語があるんです。
それは、”hold” です。
“hold” と言えば「(手に)持つ」という意味でよく使われますが、
to cause to stay or continue in the same way as before
(Cambridge Dictionary)
という意味もあって、天気や幸運が主語にくると「持続する」という使い方もあるんです。「このままの状態が続く」というニュアンスですね。なので、この “hold” を使うと「天気がもつといいな」は、
- I hope the weather holds.
とスッキリ言えてしまいます。
また、”hold up” や “hold out” なんかも同じ意味で使われます。
- It looks like the weather will hold.
天気はこのままもちそうだ - The weather should hold for at least a couple of hours.
この天気はあと少なくとも2時間ぐらいはもつだろう(続くだろう) - Hope the weather holds out for you.
天気がこのままもつといいね
“hold off” も使える!
また、雨が降りそうで降らないというニュアンスなら、”hold off” というフレーズもよく使われます。
“hold off” にはいくつか意味がありますが、雨に関して使われる場合にはこんな意味になるんです↓
if rain or bad weather holds off, it does not start, although it looked as if it would
(ロングマン現代英英辞典)
「雨が降り出さない」ということですね。「雨が降りそうだけど持ちこたえる」を表すときにピッタリの表現です。例えば、
- Luckily, the rain held off until I got home.
ラッキーなことに、家に着くまで天気はもった(雨は降らなかった) - I hope the rain holds off for the event tomorrow.
明日のイベント、天気がもちますように(雨が降りませんように) - Let’s just hope the rain holds off!
天気がもつように(雨が降り出さないように)願おう
みたいに使います。
もちろん、今回紹介した “hold” を使わずに、
- It looked like it was going to rain, but it didn’t.
雨が降りそうだったけど降らなかった
みたいに言うこともできますね。
日常生活で天気のことは話題になりやすいので、ぜひ覚えて使ってみてください!
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