「めんどくさい(面倒だ)」って英語でなんて言う?

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日本語で「めんどくさい(面倒くさい)」という言葉、よく使いませんか?

あまり美しい言葉ではないのは分かっていますが、ついついポロっと口から出てきます。

それが英語になると、どうでしょうか?なかなかサッと出てきにくいかもしれませんね。

そこで今回は、私がニュージーランドでよく耳にした「面倒くさい」を表すフレーズを紹介したいと思います!

この記事の目次

「めんどくさい」を使うシチュエーション

日常のいろんなちょっとした場面で登場する「めんどくさい」という言葉。

例えば、一人暮らしの人にとって、仕事を終えて家に帰ってきてから自分のためだけにご飯を作るのは「面倒くさい」ことかもしれません。

雨が降っている中、わざわざコンビニまで行くのは「面倒くさい」ですし、せっかくの休日に掃除や洗濯をするのは「面倒くさい」かもしれません。

和英辞書には “troublesome” や “tiresome” などと書いてあったりしますが、会話では私はほとんど耳にしたことがありません。

では、ネイティブはどんなフレーズを使うのでしょうか?

“bother” で表す「めんどくさい」「面倒だ」

私がニュージーランドで一番よく耳にした「面倒くさい」は、

I can’t be bothered.

でした。これはどうやらイギリス英語圏でよく使われる表現のようで、私の周りには “(I) can’t be bothered!” が口グセの人がいました。

一緒に働いていたニュージーランド人のおばちゃんなのですが、彼女はかなり大雑把で細かいことは大の苦手。私は細かいところまで気になる日本人…。

私が「ここはこうした方がいいんじゃない?」と細かいことを指摘すると、笑いながら、

  • (I) can’t be bothered!

と全くやる気なし。「旦那さんが家にいない時はご飯はどうしてるの?」と聞くと “(I) can’t be bothered!” と、”(I) can’t be bothered!” が彼女の口グセでした。

初めて聞いた時は何と言っているのか分からなかったのですが、”bother to do” には「わざわざ〜する」という意味があります。なので、”can’t be bothered” は「めんどくさいから、わざわざ〜しない」と言いたい時によく使われるんですね。

  • I can’t be bothered cooking tonight.
    めんどくさいから今夜は料理しない
  • I can’t be bothered to do my hair.
    めんどくさいから髪をセットしない
  •  I can’t be bothered to put on makeup because I’m not leaving the house today.
    今日は家から出ないから、めんどくさいから化粧しない

会話の流れがあれば、上に出てきたように “I can’t be bothered.” だけで使われることが多いように思います。

Super Nintendo doesn’t work.

“pain” で表す「めんどくさい」

“bother” 以外では “pain” を使って、

  • a pain (in the neck/arse/ass/butt)
  • such a pain (in the neck/arse/ass/butt)
  • a real pain (in the neck/arse/ass/butt)
  • What a pain!

と言ったりもします。”pain” は「痛み」という意味がよく知られていますが、上のフレーズになると「わずらわしいこと、面倒・厄介なこと」という意味になります。

“pain in the neck” は、”neck” の代りに「お尻」という意味のスラングの “ass/arse/butt” が使われることもあります。上品ではないのであまりオススメはしませんが、そんな言い方があるというのを覚えておくと、どこかで役に立つかもしれませんね。

  • Cooking just for myself is such a pain (in the neck).
    自分のためだけに料理をするのは面倒くさい
  • She is a real pain in the neck.
    彼女ってかなり面倒くさい
  • It’s a real pain to have to start over again.
    また最初からやり直さないといけないの本当に面倒だな

“hassle” で表す「めんどくさい」

また、”hassle” も「面倒、わずらわしいこと」という意味ですが、こちらは「(手間がかかって)めんどくさい」を表します。

  • such a hassle
  • too much hassle

という形でよく使われますよ。例えば、

  • I don’t feel like cooking tonight. It’s too much hassle.
    今晩は料理したくないな。超めんどくさい
  • Shaving every morning before going to work is such a hassle.
    毎朝仕事前に髭を剃るのはとても面倒くさい

みたいな感じですね。

“pain” や “hassle” を使った表現は自分の「煩わしいなぁ」「面倒だなぁ」という気持ちを表しているのに対して、先ほど紹介した “I can’t be bothered” は「面倒くさいからわざわざしない」というところまで含んだ意味合いになります。

“too lazy” も結構使える!

「面倒くさいな」「面倒だから〜したくないな」と思うときって、どんな気分でしょうか?

ちょっと “lazy” に感じている時が多くないですか?なので「lazyさ」からくる「面倒くさい」は、こんなふうに簡単に言うことも多いですよ↓

  • I’m too lazy to go to the supermarket just for milk.
    牛乳だけを買いにスーパーに行くのはめんどくさい(から行かない)

いろんな「面倒くさい」がありますが、シチュエーションに合わせて使ってみてくださいね。

英語にしにくい日本語の定番

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