日付・時間の前置詞。”in、on、at” どれを使う?

「忘れる」なのに “forget” が使えない?
“Would you mind …?” と聞かれたらどうする?
英語で表す「以上」「以下」「未満」

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前置詞をきちんと使い分けるのって大変だなと、誰もが一度は思ったことがあるのではないでしょうか?
英語学習の永遠のテーマなんじゃないかと思うほど、どこまででも付いてきます。

その中でも日付や時間を表す “in/on/at” は正しく使い分けられていますか?

「1月に」は “in” を使って「12時に」には “at” を使う。そして「5月5日に」の場合は “on” を使う…といった感じですね。

では「クリスマスに」は “on Christmas” と “at Christmas” のどちらが正しいんでしょうか?

日本人にはややこしい前置詞

前置詞って何でこんなにややこしいんでしょうか?

日本語では「1月」「12時」「5月5日」と、どれも「に」を使って表せます。なのに、英語ではそれぞれ違う前置詞を使います。

それが全く親しみが湧かない大きな理由のような気がしてなりません。

動詞と一緒に使われるものはまだ何となくイメージが出来そうな気がします。
例えば “put on” などの “on” は「何かに接している」感じのイメージができるので、”put it on the desk” と言われたら「机の上に置く」と理解できます。

問題は、日付や時間などに使う前置詞 “in”、”on”、”at” です。

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これが結構ごちゃごちゃになる人、いませんか?
誰でも最初は大混乱ですが、日常的にとってもよく使う表現なので、完璧にマスターしてしまいましょう!

“in” はまだ分かりやすい

“in/at/on” の3つの中でも、”in” は比較的分かりやすいと思います。

“in” は「月・年・季節」などを表す時に使われます。
例えば “in October”、”in 2017″、”in (the) winter” と、全て “in” を使います。”in the mid 1990s” という言い方もあります。

時間を表す期間で見ると、”in” で表す「月・年・季節」はどれもわりと長い期間です。

Winter

それに比べて、もっと短い期間や特定の時を表す場合には “at” や “on” を使います。
分かってるような気がして、実はこの2つは結構なクセものです。

“at” を使う「時間」と、”on” を使う「曜日・日付」

“at” を使うのは「時間」を表す時ですよね。”See you at 12 o’clock” なんていうふうに使います。

また、はっきりした「◯時」という時間以外にも “at lunchtime” や “at sunset”、”at night”、”at midnight” という時間を表す場合にも “at” は登場してきます。

それに比べて “on” は “on Wednesday” や “on Monday morning” という言い方をするように「曜日」を表す時に登場します。

他には “See you on the 3rd of June” のように「特定の日付」にも “on” を使うんでしたね。

“at” と “on” 使い分けクイズ

では、ここで問題です。

「私の誕生日に」は “at/on my birthday” どっちでしょうか?
「元旦に」はどうですか?
「週末に」はどうなるでしょう?

ちょっと考えてみて下さいね。

wildlife park
© nzlife.net

まず「私の誕生日に」は特定の日なので “on my birthday” ですね。

次の「元旦に」ですが、これも1月1日という特定の日なので “on New Year’s Day” です。

では、最後の「週末に」は “at/on the weekend” どっちだと思いますか?

正解は、両方です。”at the weekend” がイギリス英語、”on the weekend” がアメリカ英語です。

なので “at” でも “on” でもどっちでもいいんです。さらに “over the weekend” も「週末に」という意味になります。

“on Christmas” か “at Christmas” か

では、冒頭に登場した問題です。
“I’ll see you on Christmas” と “I’ll see you at Christmas” はどちらが正しいんでしょうか?

実はこれも両方とも正解なんです。ただし、この場合は “on” と “at” で意味が変わってきます。

“on Christmas” と言えば “on Christmas Day” というニュアンスになり、12月25日に限定されます。

それに対して “at Christmas” は “at Christmastime = クリスマスの時期に”、というニュアンスで12月25日には限定されません。

英語ってほんとにややこしいですが、ここでは “on” の「限定された日」のイメージが掴めていると理解しやすいかもしれませんね。

“in the morning” と “at night”

“in” が使われるのは「月・年・季節」の「期間を表す」時で、”at” は「時間」と書きましたが、私がこれを最初に習った時に、理解に苦しんだことが一つあります。

「朝に」「午後に」「晩に」は時間帯を表しているのに、”at” ではなく、”in the morning”、”in the afternoon”、”in the evening” と、どれも “in” を使います。
でもこれは、”in” が表す時間には幅の広さがあることを覚えておくと納得できます。

では「夜に」は、なぜ “at night” なのでしょうか?

実はこれには、”night” が表す「日没から日の出まで」の時間は行動しない止まった時間だと考えられて、時間的な幅がより狭い “at” が使われるようになった、という説があるようです。

こんなふうに、一定のルールだけでは説明しきれない慣習的な部分があったりすることも、外国語を習得する上で大変なところですよね。

基本を復習したい方はこちらもどうぞ!

今回紹介した内容は日常的によく使う基本的な表現なので、きっちり押さえておきたいですね。

以下のコラムでは、会話でよく出てくるその他の基本的な表現を分かりやすく紹介しているので、ちょっと不安だな…という方はぜひ読んでみてください!

■「◯時間後」などを表す時に間違えやすい “in、later、after” の違い↓

■意外に間違えやすい「今日は何日?」「今日は何曜日?」といった表現↓

■「30分」「1時間半」「2時間半」を英語で言うと?実は “thirty minutes” はあまり使われません↓

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