「ボーダーのTシャツ」は英語で “border T-shirt”?

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今日は、ふと気になった洋服の模様のお話です。

洋服の柄でよく見かける「しましま模様」って、英語では何と呼ぶのが正しいのでしょうか?

日本語では「しましま」や「ストライプ」とも言いますが、「ボーダー」も一般的によく知られていますよね。
「ボーダーの長そでTシャツ」と言えば、皆さんもだいたいどんなものか想像できると思います。

では「ボーダーのTシャツ」は英語でも “border T-shirt” で通じるのでしょうか?

「しましま模様」の謎

私は日本にいる時に、こんな話を聞いたことがありました。

「ストライプとは縦縞のことで、ボーダーは横縞のこと」だと。

皆さん知ってましたか?私はこれを初めて聞いた時に妙に納得したのですが、確かに「ボーダー柄」というのは横縞の時にしか使わないような印象があります。

あなたがイメージした「ボーダーのTシャツ」も、もしかしたら横縞のしましま模様ではないですか?

では、英語でもタテのしましま模様のことを “stripe”、ヨコのしましま模様を “border” と呼ぶのでしょうか?

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実はそこには、意外と知られていない事実が隠されていたんです。

しましま模様は “stripes” が正解

先に正解を言ってしまうと、英語で「縞(しま)」は “stripe(s)”、「しましま模様の」は “striped” が正解です。

オックスフォード現代英英辞典の “stripe” の定義を見ると、

a long narrow line of colour, that is a different colour from the areas next to it

と書いてあります。隣り合った部分と色が違う、長くて細い「色の線」のことを “stripe” と呼ぶんです。

縦も横も関係ありません。縦縞も横縞も斜め縞も、上の定義に当てはまるものは “stripe” です。

シマウマは “black and white stripes” を持っていますし、下の写真のような靴下は “striped socks” と表します。

Striped Leg Warmers

アメリカの国旗(星条旗)も、星と縞模様で構成されているので “the Stars and Stripes” と呼ばれています。

では「ボーダー」って一体、何なのでしょうか?

“border” の正体とは

“border” の意味でまず思い浮かぶのは「境界(線)」や「国境(線)」かもしれません。
でも、実はこんな意味もあるんです。

a strip around the edge of something such as a picture or a piece of cloth(オックスフォード現代英英辞典より)

“border” とは、日本語にするなら「へり・縁・端」などの細長い部分を表します。そして、そこから派生した、こんな意味もあります。

a decorative strip around the edge of something

これは「縁飾り」という日本語がしっくりきます。

試しにGoogle.comで “border” と画像検索してみてください。するとどうでしょう。昔のプリクラの額縁のような縁飾りの画像しか出てきません。

洋服の袖口や襟の縁を飾る「縁飾り」という意味で(もしくは袖口などに飾り模様があるという意味で) “border” が使われることがあっても「横じま模様」という意味はないんです。

「ボーダーTシャツ」を英語で言うと?

今回のタイトルに話を戻しましょう。

日本で言う「ボーダーのTシャツ」を英語で表す場合には “striped (T-)shirt” が一般的によく使われます。

縦縞と横縞、斜め縞を区別するなら “vertical stripes(縦縞)”、”horizontal stripes(横縞)”、”diagonal stripes(斜め縞)” と、やはりどれも “stripes” を使います。

“border T-shirt” は一見、英語っぽいですが、日本語の「ボーダーTシャツ」と同じものではないので気をつけて下さいね!

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