“study” と “learn” の違いとは?

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“study” と “learn”。
この違いって何なのでしょうか?

どちらもよく似た意味の単語として、何となく使っているという方もいるかもしれません。

また、特に意識しなくても使い分けられているよ、という方も今回はぜひ最後までお付き合いいただければと思います。

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“study” ってどんな意味?

  • I study English everyday.

これって、どんなことを表している文章なのでしょうか?

「私は毎日英語を勉強します」という意味なのは皆さんご存じだと思いますが、どんな状況をイメージしますか?

そこで今さらですが、”study” を辞書で引いてみると、オックスフォード現代英英辞典にはこんなふうに書いてあります↓

to spend time learning about a subject by reading, going to college, etc.

定義の中に “learn” が出てきましたね。この意味は後ほど詳しく見ていきますが、今は仮に「学ぶ」としておきましょう。

すると、上の定義の前半部分は「学科(科目)について学ぶのに時間を費やすこと」になります。そして、後半部分が「本を読んだり学校に行ったりすることによって」です。

つまり、”study” の意味は、大まかに言ってしまえば「机に向かってカリカリと勉強に時間を費やすこと」なんですね。「勉強する」という行為のことです。

“learn” ってどんな意味?

では次に、”learn” の意味を見てみましょう。
同じようにオックスフォード現代英英辞典を引いてみると、

to gain knowledge or skill by studying, from experience, from being taught, etc.

と書いてあります。”study” との違いを感じ取れましたか?

“learn” とは「知識やスキルを “gain(得る)” すること」で、それは「勉強や経験、教わったりすることによる」ものなんです。

つまり、”learn” とは「(方法はどうであれ)身につける、学ぶ」ことがキモになるわけですね。例えば、

  • I’d like to learn English.

は「英語を身につけたい」という気持ちを表せますが、”I’d like to study English” だと「勉強するという行為」をしたいというニュアンスになってしまいます。

有名な英会話教材に「スピードラーニング」というのがありますが、英語の「スキルを得る(learn)」ためのものであって「スピードスタディング」だと、ちょっと話が変わってきますよね(笑)

また「英語を学んでいるところです」というニュアンスの「英語を勉強中です」も、

  • I’m learning English.

で表します。「身につけているところなんですよ」ということですね。

“study” と “learn” の違いと使い方

“study” と “learn” の違いをイメージしやすいように、”learn” の使い方をもう少し詳しく見てみましょう。

例えば、娘がまだヨチヨチ歩きだった頃、スーパーに行ったらこんなことがありました。
よちよち歩いている娘を見た年配の女性が、

  • Oh, you’re learning how to walk! You’re doing very well!

と声をかけてくれたんです。

こんなふうに、”learn” は学科の勉強とは関係ない「学ぶ、身につける」に使われることが多いです。ここで “You’re studying how to walk” はとっても不自然ですよね。

他にも、ギターの練習をしている人は、

  • I’m learning how to play the guitar.
    ギターの弾き方を学んでいます

と言うことはあっても “I’m studying 〜” はちょっとヘンです。さらに、

  • You need to learn from your mistakes.
    あなたは失敗から学ばないといけないよ

のように「失敗から学ぶ」の「学ぶ」も “learn” を使って表します。失敗から知識やスキルを得る、身につけるというイメージですね。

“study” しなくても “learn” することはできるし、また逆に “study” しても “learn” しない、ということもあり得るんです。

では、この “study” と “learn” の違いをふまえて、以下の2つの文章の違いは何だと思いますか?

  1. I studied English in the UK.
  2. I learned English in the UK.

1はイギリスで英語を「勉強した」という意味ですね。留学したのかもしれません。

2番は “learn” が過去形になっています。これは「身につけた、習得した」という意味になります。留学して勉強していなくても、生活をする中で英語を身につけた場合はこう言えるんですね。

“learn” と “study” こんな意味も

「学ぶ(身につける)」「勉強する」とはちょっと違った意味が “learn” と “study” にはあります。

以前、うちのキッチンのコンロが壊れたので大家さんに連絡すると、帰ってきた返事は、

  • I’m sorry to learn about the stove.

でした。この “learn” は「(知識・スキルなどを)身につける」という意味ではなさそうですよね。実は “learn” は、

to hear or be told (something) : to find out (something)

という「(人から聞いて)知る」の意味で使われることもあるんです。なので、この場合は「コンロのことを知って残念です(心が痛みます)」といった感じです。(”I’m sorry” については以下のコラムを参照してください)。

そして、”study” にも「勉強する」以外に、

to watch, or look at somebody/something carefully in order to find out something

という意味があり、これは「じっくり注意深く見る・吟味する」というイメージですね。

以前働いていたレストランで、注文はそろそろ決まったかな?と思いながらお客さんのテーブルに注文を取りに行くと、

  • We’re studying the menu.
    メニューを吟味してるんだ

と言われたことがあり、初めてこの “study” の意味を知りました。他にも “study the document/contract” のように使ったり、”study his face” みたいにも使えますよ。

イメージでとらえると分かりやすい

今回の “learn” と “study”、ちゃんと使い分けられてるよという人もいらっしゃると思います。

「勉強する」「学習する」「学ぶ」という日本語訳にとらわれずに、定義をきちんと理解していれば使い分けに迷うことはないですよね。

今回紹介したような【紛らわしい複数の単語の使い分け】を取り上げたコラムはこちらからご覧いただけます。「おっ!」と思うものがあれば、ぜひ読んでみてくださいね!

また、”learn” については、以前に紹介したこちらの【名言で学ぶ英語シリーズ】にも登場するので、ぜひ参考にしてみてください!↓

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