季節の変わり目は体調を崩しやすいですよね。
「あなたの風邪はどこから?」というかぜ薬のCMが昔ありましたが、私はもっぱら「喉から」です。
なので「のど飴」に結構お世話になることも多いのですが、その「のど飴」を英語で何と言うかが今回のテーマです。
「のど飴」は英語で何て言う?
「のど」を英語で言うと “throat”、「飴」は “candy” ですよね。
なので “throat candy” でいいのではないでしょうか?
咳をしながら薬局に行って “Do you have throat candy?” と聞けば通じると思います。
ただ、私がもっとよく耳にする単語はこんなものです↓
- cough drops
- cough lollies
- lozenges
- throat lozenges
“drop”、”lolly”、”lozenge” の意味とは?
「のど飴」は喉が痛いときではなく、咳が出るときになめる人も多く「咳止め飴」のような英語表現がよく使われています。
● cough drops
“drop” は日本語にもなっていますよね。缶に入った「サクマドロップス」は有名です。
“cough” は「咳」なので、”cough drops” は直訳すると「咳ドロップ」、つまり咳が出るときに舐めるドロップということですね。
● cough lollies
私の周りの人は “cough lollies” と言う人が多いように思いますが、これは地域的なものがあるかもしれません。
ニュージーランドでは飴やチョコレート・グミなどを “lolly(複数形:lollies)” と呼ぶので「のど飴」も “cough lollies” になるんですね。
● lozenges
上の2つはちょっとインフォーマルな表現ですが、”lozenge” あるいは “throat lozenge” はフォーマルな表現で、商品のパッケージには “(throat) lozenges” と書いてあることが多いです。
そもそも “lozenge” とは、
a small candy that usually contains medicine
(Merriam-Webster Learner’s Dictionary)
という意味なので、ただのキャンディーとは違って、なんらかの成分が入っているものを指します。
ものによっては抗菌作用や抗炎症作用などを謳っていて、”anti-bacterial” や “anti-inflammatory” とパッケージに書いてあったりしますよ。
また、”lozenge” にはこれ以外にも「ひし形」という意味があるんです。
のど飴はもともと菱形だったので、のど飴そのものが “lozenge” と呼ばれるようになったそうですが、ひし形だと角で口の中が痛そうですよね…。
のど飴を「なめる」を英語で言うと?
「なめる(舐める)」を表す代表的な単語に、”lick” というのがあります。
でも、”lick” の「なめる」は、ソフトクリームをペロッと舐めたり、犬が人の顔をペロッと舐めたりといった「舌を出して何かの表面をペロッとなめる」イメージです。
なので、キャンディーやのど飴のように、口に含んだ状態の「なめる」にはあんまり使われません。その代わりによく使われるのが、
suck (on)
です。”suck” は「吸う」という意味がよく知られていると思いますが、口の中にキャンディーやミントタブレットなどを入れて「なめる」にも使うんですね。
シチュエーションによっては他にも、eat/use/have/take なんかも使えると思います。
「うがい薬」は英語で?
ちなみに、我が家ではのどに異変を感じるとマヌカハニーを舐めたり、のど飴を舐めたり、イソジンでうがいをしたりします。
「うがい薬」は英語で言うと “gargle” で、動詞の「うがいをする」と同じですね。
うがい薬はニュージーランドでも “sore throat gargle” という名前で売っているので、海外で必要になった場合には薬局で探してみてくださいね。
イソジンのような赤褐色のものはポビドンヨード(povidone-iodine)という消毒用の成分が入っていて、”Betadine” というブランドものもが有名です。
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