“Pardon?” の意味は?”Pardon me” との違い

この記事にはアフィリエイト広告および広告が含まれています。

“pardon” という単語、皆さん一度は聞いたことがあると思います。語尾をあげながら “Pardon?(パードゥン?)” みたいな感じで使います。

では、”Pardon me” はどうですか?

私の住んでいるニュージーランドでは “Pardon?” も “Pardon me” も耳にするので、実際にどんなふうに使われているのかを紹介したいと思います。

この記事の目次

聞き返す時の “Pardon?”

“pardon” の使い方と言えば、”Pardon?” ですよね。
相手が言ったことが聞き取れなかったり、よく分からなかったりして聞き返すときのフレーズとしてよく使われます。

アメリカ英語では “Pardon me?” とも言うようですが、ニュージーランドではもっぱら “Pardon?” です。

「もう一度言ってください」と聞き返すときのフレーズは他にも、”(I’m) sorry?” や “What’s that?” などいくつかありますよね。
その中でも “Pardon?” は「丁寧すぎるので実際はほとんど使われない」と書かれてあるサイトもあったりしますが、それはアメリカ英語での話かもしれません。

ニュージーランドではめちゃくちゃよく耳にします。むしろ “Pardon?” が一番よく使われているような感じさえします。

また、”I beg your pardon?” はさらに丁寧な表現なのですが、かしこまりすぎている印象があったり「何ですって?」のようなちょっと怒りが入った時に使うので、単純に聞き返すだけなら “Pardon?” だけで十分だと思います。

“Pardon me” の意味は?どう使う?

“pardon” という動詞には「(人が〜したこと/することを)許す」という意味があるので、”Pardon me” は失礼なことをしてしまったときや、これから失礼になりそうなことを言う(する)ときなんかに使われます。

“Excuse me” と同じような使い方ですが、”Pardon me” の方がとても丁寧でフォーマルな感じがします。と同時に、私の個人的なイメージですが、年配の方が使っている印象があります。

  • Oh, pardon me. I wasn’t looking where I was going.
    (誰かにぶつかって)失礼しました。ちゃんと前を見ていなかったもので
  • Pardon me for interrupting you, but I have to go.
    お話中失礼ですが、もう行かなくてはいけないんです

また、誰かが言ったことを訂正したり異議を唱えるときの丁寧な前置き表現としても使われます。

  • Pardon me, but I don’t understand.
    失礼ですが、理解できません

■”Pardon me” の「失礼しました」は、こちらでも紹介しています↓

イギリス英語での “Pardon me” の使い方

Fart Fish

イギリス英語で “Pardon me” がとてもよく使われる場面、それはオナラをした時やゲップをしてしまった時です。
これも “Excuse me” と同じ使い方なのですが、ニュージーランドでは “Pardon me” を使う人も多いです。

先日私がスーパーのレジに並んでいると、隣のレーンに小さな男の子を連れた家族が並んでいました。と、その男の子がオナラをしてしまったんです。
すると、お母さんがすかさず “Oh, pardon me!” と子どもの代わりにレジの人に言っていました(笑)

日本語でも「失礼」「ごめんなさい」と言うことがありますが、それと同じですね。

ちなみに「おなら、おならをする」は英語で “fart”、「げっぷ、げっぷする」は “burp” と言いますが、これらを婉曲的に “rude noise” と表現することもあります。

■”Excuse me” の使い方はこちらにまとめています↓

“Pardon my French” の意味とは?

最後に、”Pardon my French” というイディオムを耳にしたことはありますか?

これは直訳すると「私のフランス語をお許しください」みたいな意味になるのですが、実際には汚い言葉や下品な言葉を使ってしまった時(もしくは、言う前)に「失礼しました」「失礼!」というニュアンスで使われます。ちょっとおどけた感じで言うこともあります。

その昔は実際に、英語での会話中にフランス語の単語やフレーズを織り交ぜて話した時に「フランス語で失礼」と謝るフレーズだったとか。諸説あるので、詳しいことはよく分かりませんが …

同じ意味で “Excuse my French” とも言います。

自分から積極的に使う機会はあまりないかもしれませんが、誰かが言った時に「?」とならないように、意味だけは覚えておくといいと思います!

相手が言ったことを聞き返すフレーズとテクニック

「もう一度行ってもらえますか?」と聞き返すフレーズと、何回聞いても分からない場合のちょっとした聞き返しテクニックは、こちらで紹介しています↓

よければシェア・保存してね
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
この記事の目次