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“make sure” というフレーズを耳にしたことはありますか?
私がニュージーランドに来て感じたのは、ネイティブは会話の中で “make sure” というフレーズをとてもよく使うなぁということです。
今回は、最近ニュージーランドで話題になった、ちょっとほっこりする動画とともに “make sure” の使い方を紹介します!
“make sure” が出てくる、話題の動画
先日、ニュージーランドで話題になったのは、もうすぐ5歳になるZachary(ザッカリー)君という男の子が起こした行動によって、警察官が何人も家にやって来ることになる、という動画です。
まずは動画をご覧ください。
(電話での会話が英語字幕で表示されているので、音声なしでも内容は分かると思います)
何が起こっているか、分かりましたか?
Zacharyくんは自分の誕生日パーティーに警察官を招待したくて、緊急通報用の111番(日本でいうところの110番)に電話をかけてしまった、というストーリーです。
そのあと、心配したオペレーターが家に電話をかけてきたときの母親とオペレーターとの会話が、上の動画です。
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お母さんはひたすら謝っていますが、”make sure” がどこに出てきたか分かりましたか?
“make sure” の意味とは?
33秒目あたりに出てきた会話をひろってみましょう。
事情が分かったオペレーターは、ちょっと笑いながらこんなふうに言っています↓
We just wanted to make sure everything was okay because he called us a couple of times.
「問題がないか “make sure” したかっただけ」ということですが、日本語ではこんな場合に何と言いますか?
「確認する」や「確かめる」と言いますよね。その「確認する、確かめる」を表すときにとってもよく使われるのが、”make sure” なんです。
“sure” とは「〜だと確信している」という意味なので、”sure” にするというニュアンスで「〜であることを確かめる」のが “make sure” です。
この動画で言うと、オペレーターは「全てがokayであることをsureにする」つまり、「何も問題がないことを確かめる」ために電話をかけてきたんですね。
“make sure” の使い方
“make sure” は他にも、こんなふうに使われます。
- I looked in the bag to make sure everything was there.
忘れ物がないか(全て持ったか)確認するためにカバンの中を見た - I recommend you call ahead to make sure they are open.
事前に電話して営業してるか確かめたほうがいいよ - He went downstairs, and made sure all the doors were locked.
彼は下に行って全てのドアに鍵がかかっているのを確かめた
また、この “make sure” は動画にも出てきたように、”want to” と一緒に使われることも多いフレーズです。
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- I just wanted to make sure you got my email.
私からのメールを受け取ったか確認したかっただけなんです - I just want to make sure you are all safe.
みんなが無事か確かめたいだけなんだ
どれも「”sure” である状態にする→確かめる」というニュアンスで使われていますよね。
警察官が本当に誕生日パーティーにやって来た!
動画の中でオペレーターは、子どもの想いを汲んで「行けるかわからないけど、知らせておくわね」と母親に伝えて電話を切りました。
そしてパーティー当日、なんと警官たちがサプライズで本当に来てくれた!という、スゴい結末です。
この動画には、”make sure” 以外にもネイティブが会話でとてもよく使うフレーズや言い回しがたくさん出てきます。
以前に日刊英語ライフでも紹介したものばかりなので、以下のコラムも参考にしてみてくださいね。
■ “I’m sorry.” へのいろんな返し方はこちら↓
■ “(I’m) sorry about that” も「失礼」「ごめんね」を表すときによく使われるフレーズです↓
■”I feel a bit embarrassed” ってどんな意味?
■”I don’t know if we’ll be able to make it” の “make it” の意味とは?
「必ず〜してね」という意味の “make sure”
“make sure” は命令形や “Please make sure 〜” の形で「必ず〜してね」「忘れずに〜してね」という意味でもよく使われます。
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この使い方については、以下のコラムで紹介しているので、こちらもぜひご覧ください↓
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