今年は雪が多いですね。
今回の大雪でも関東では広い範囲で雪が積もり、今朝は路面が凍結しているところも多いようです。
そこで今回は冬や大雪のときに使うボキャブラリー「スタッドレスタイヤ」「チェーン」「路面が凍結する」を英語でどう言うのかを紹介します!
「スタッドレスタイヤ」を英語で言うと?
まずは「タイヤ」の英語表現から。
「タイヤ」はイギリス英語とアメリカ英語ではスペリングが違います↓
イギリス英語:tyre
アメリカ英語:tire
スタッドレスタイヤの「スタッドレス」は「studless」、つまり「stud(鋲:びょう)」「-less(〜のない)」という意味です。
日本でもレザー小物なんかについている飾りの鋲(びょう)を「スタッズ」と言いますよね。英語で “studs” と言えば、ピアスのことも指しますが、そんな「鋲」が “stud” です。
「スタッドレスタイヤ」とは、以前主流だったタイヤに鋲のついた「スパイクタイヤ(studded tire/tyre)」に対して、鋲のないタイヤという意味で付けられた名前のようです(DUNLOPのウェブサイトより)。
英語でも “studless tire/tyre” と言うかというと、あまりメジャーではないと思います。単語としてあるにはあるようですが、ニュージーランドでは使われていません。英語で一般的によく使われるのは、
winter tires/tyres
snow tires/tyres
だと思います。日本でも「冬タイヤ」という言い方がありますよね。
タイヤにつける「チェーン」は英語で何て言う?
大雪になるとチェーン規制が出たりしますよね。
私が以前働いていたニュージーランドの山奥でも、冬になるとたびたびチェーン規制が出ていました。雪が降るとお客さんから「ここでチェーン売ってる?」と聞かれたりするのですが、そこで学んだことは「チェーン」は英語で “chain” ではなく、
chains
snow chains
と言う、ということです。必ず複数形の “chains” になります。
- I don’t know how to put on snow chains.
チェーンの付け方が分からない - The road is open but chains are essential.
道路は通行止めにはなっていませんが、チェーンが必要です - Chains are essential on State Highway 73.
State Highway73ではチェーン規制が出ています
発音は /tʃeɪn/ なので「チェイン」が近いですよ。
路面が「凍結する」を英語で言うと?
「凍結する」は「凍る」なので、”freeze” や “frozen” が思い浮かびやすいかもしれません。
“freeze” も使われなくはないですが、”icy” や “ice” という単語の方が個人的にはよく耳にするかなという印象です。
- The roads are starting to get icy.
路面が凍結し始めている. - The roads are very icy today.
今日は道路がすごく凍結してる - The truck lost control and rolled on the icy motorway.
トラックは凍結した高速道路でコントロールを失って横転した - Watch out for icy pavements. They can be very slippery.
凍結した歩道に気をつけて。とっても滑りやすいから - Take extra care when driving on snow and ice.
雪の上や凍結した道を運転する時は特に注意してください
今朝は冷え込んで道路が凍結しているところもあるようなので、お出かけの際はお気をつけください!
■いろんな「気をつけて」の英語表現はこちらで紹介しています↓