「また今度」「また別の機会に」って英語で何て言う?

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何かに誘われて「また今度」と断りたい時、どんなふうに断っていますか?

社交辞令的に断ったり、本当に都合が悪いだけで次回は誘ってもらいたかったり、いろんな「また今度」がありますよね。

そんな、日本語でもよく使う「また今度」「また(別)の機会に」を表すフレーズを紹介します!

目次

Maybe next time、Maybe another time、Maybe some other time. で表す

個人的に一番よく耳にすると感じるのが、

Maybe next time.

です。例えば、何かに誘われたとして、

  • I think I’ll pass this time. Maybe next time.
    今回は遠慮しようと思います。また今度にします
  • Um, not this time. Maybe next time.
    うーんと、今回はやめておきます。また今度

みたいに返す感じです。カジュアルですが、とってもよく使われます。この “maybe” は「もしかしたら、もし可能だったら」という意味なので「また今度行けたら」的なニュアンスが入っています。そして他にも、

Maybe another time.
Maybe some other time.

も「またの機会に」「また別の機会に」を表します。”some other time” は “some other times” と間違えやすいので注意してくださいね。この場合、sはいりません。

どれも次回また誘ってもらいたい時にも使えなくはないですが、どちらかと言うと興味がなかったり行きたくない場合にもよく使われるので、社交辞令的な「また今度」と受け取られることが多いように思います。

“another time” や “some other time” は誘いに対して短く返答する場合だけではなく「またの機会に〜します」を表す時にも使えますよ。例えば、人気のレストランに行ってみたら満席でしばらく待たないといけないと言われた時には、

  • We’ll come back another time, then.
    そうしたらまた別の機会に来ます(また今度にします)
  • We’ll try some other time.
    また別の機会にします

みたいに言うと「また今度来ます」が表せますよ。

“take a rain check” で表す

何かに誘われて「今回は無理だけど(本当に行きたいから)また今度にしてね」というニュアンスで答えたい場合には、

take a rain check

というフレーズが使えます。アメリカ英語でよく使われるようで、イギリス英語の影響が強いニュージーランドではそれほど耳にしませんでしたが、使っている人もいました。

  • Do you want to grab a drink after work? −Sorry, I have something on tonight but can I take a rain check?
    「仕事の後飲みに行かない?」「ごめん、今夜は予定があるんだ。また今度にしてくれる?」
  • Why don’t we have a coffee this weekend?−I’d love to but I’ll take a rain check on that. I’ll be out of town this weekend. 
    「週末お茶しない?」「そうしたいんだけど、またの機会に誘ってくれる?今週末はここにいないんだ」

“take a rain check” は “check” という単語が入っているので「確認します」みたいな意味かと勘違いしやすいですが、この “check” は “ticket(券)” の意味です。具体的には、野球の試合などが雨で中止になった時にお客さんに配られた、次回使える「雨天順延券」という意味から来ているようですよ。今回は都合が悪くて無理だけど、次の機会を約束するみたいな感じですね。

なので、社交辞令的な「また今度」とはちょっと違って、”take a rain check” で断ると相手はまた誘ってくれる可能性が高いです。本当に行きたくないなら、”Maybe next time.” のほうが「興味がない」という雰囲気が相手に伝わりやすいかなと思います。

“soon” も使える!

そして、私の友達が意外とよく使ってるなと感じたのが、

soon

を使った表現です。これは「また近いうちに」というニュアンスで、例えば、

  • Are you free tomorrow morning? Let’s catch up. −Sorry, I can’t do tomorrow but let’s catch up soon!
    「明日の午前中、予定空いてる?会って近況報告し合おうよ」「ごめん、明日は無理なんだ。でもまた近いうちに!」

みたいな感じで使います。具体的な日付を言っていない「また今度」ですが「近いうちに」と提案している分、(実現するかは別として)少し具体的な感じがします。

■”soon” が表すニュアンスはこちらで紹介しています↓

■「またいつか」を表す「いつか」の表現はこちら↓

丁寧に断るにはどうしたらいい?

誘いを断るのって難しいですよね。
特に「なんとなく気が乗らない…」とかだと、何て言えばいいんだろう?と困りがちなのではと思います。

今回紹介したフレーズもそれだけで使うというよりは、他にも言葉を足すと相手に嫌な感じを与えずにスマートに「また今度」を表せますよ。以前に「英語で誘いを上手に断るテクニック」というコラムで、感じよく誘いを断る方法を紹介したので、こちらもぜひ参考にしてみてください↓

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