「友達と会う」を英語で言うとしたら、どんな表現を思い付きますか?
“see”、“meet up”、“get together” などがありますよね。
でも、最近会っていない友達に「久しぶりに会おうよ」と声をかけるような場合には、私の周りのネイティブの人たちは必ずと言っていいほど、別の表現を使います。
それが今回のテーマ “catch up” です。
絶対に覚えて使いこなしたいフレーズなので、どう使うのか早速見てみましょう!
「(久しぶりに)会って話す」を表す定番フレーズ “catch up”
英語のテキストではほとんど見かけないけど、実際の日常会話でとてもよく使われる英語のフレーズって結構あります。
その中でも、私の個人的なランキングでトップ5に入るのではないかというぐらい、周りのネイティブが頻繁に使うフレーズが、
catch up
です。これまでに他のコラムの例文にも何度か登場したこともあるこの “catch up”、絶対に覚えておいて損はないフレーズです。
私の印象では「久しぶりに会って話そうよ」と友達を誘う場合には100%に近い割合で、この “catch up” が使われているのではないかと思うほどです。
“catch up” の意味とは?
“catch up” とは「追いつく」や「(仕事・作業などの)遅れを取り戻す」といった意味で使われるフレーズでもあります。
でも、そのイメージから派生してこんな意味もあるんです(後半部分に注目してください)↓
to spend time finding out what has been happening while you have been away or during the time you have not seen someone
ロングマン現代英英辞典
その人と会っていなかった間に何があったのかをfind outして時間を過ごす、と書かれてありますよね。
簡単に言えば「最近どう?」みたいな話を聞いたり話したりする、つまり最近会っていなかった人と近況をおしゃべりをする、近況報告をし合うということです。

“catch up” の使い方は?
「会っていなかった間に何があったのかをお互いに話す」のが “catch up” です。
なので、毎日会うような友達には使いませんが、それ以外なら「会って近況をおしゃべりをする」というニュアンスの、ちょっとした「会う」「会おうよ」に気軽に使えます。
実際にどんな感じで使われているのか、例文を多めに挙げてみると、
- Let’s catch up soon!
近いうちに会おう - We should catch up soon!
近いうちに会わなきゃね - Let’s catch up for a coffee!
お茶しようよ - I’d love to catch up sometime next week. It’s been ages!
来週のどこかのタイミングで会いたいな。長いこと会ってないからね! - Let’s catch up after the New Year.
年が明けたら会おう - Do you guys want to catch up on Sunday afternoon?
日曜日の午後、会わない? - It was great catching up with you today! I’ll be in touch!
今日は久しぶりに会えて話せてよかったよ。また連絡するね!
みたいな感じですね。また、“catch up(もしくは catch-up)” は名詞としても使えるんです。
- I’m seeing Kim for a catch-up next week.
来週、キムと会うよ - I’m free on Friday. I’d love a catch up!
金曜は予定ないよ。ぜひ会って話したいよ!
「お茶しよう」「ご飯行こう」の英語バージョンのような感じ
「(久しぶりに)会おうよ、会って話そうよ」と友達を誘う時、日本語なら「お茶しよう」「飲みに行こう」「ご飯食べに行こう」みたいに分けて表現することが多いと思います。
でも英語では、“catch up” を使うだけで簡単に気軽に誘うことができるので、しつこいようですがとっても便利な表現です。
ちょっと久しぶりだな・最近どうしてたかなというような友達を誘う時に早速使ってみてくださいね!
■「(友達と)話す、おしゃべりする」には “chat” もよく使われます!
■ネイティブがよく使う「会う」には “meet up with 〜” もあります↓
今回のコラムに関連する英語コラム
以下のコラムでは、友達を誘うときに役立つ英語表現を紹介しています。ぜひあわせてご覧ください!
















