“guys” ってどんな意味?”guy” との違いは?

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“guy” と言えば、どんな意味を思い浮かべますか?
「ナイスガイ」を思い出した人も多いかもしれませんね。

そんな “guy” ですが、複数形の “guys” になるとちょっと違う意味でとってもよく使われるんです。

今回はぜひ覚えておきたい “guy” と “guys” のお話です。

この記事の目次

“guy” ってどんな意味?どう使う?

まずは “guy” の意味から確認してみましょう。

“guy” とはオックスフォード現代英英辞典によると、

(informal) a man

という意味です。「ナイスガイ」の「ガイ」ですね。「男の人」という意味です。カジュアルな表現なので「やつ」がぴったりくることも。

  • John is a nice guy.
    ジョンはいいやつだ
  • Who’s that guy over there?
    あそこにいる男の人、誰?
  • I saw two guys going into the store.
    男の人2人が店に入っていくのを見た

みたいに使います。ちなみに、英語の “nice guy” は「中身が素敵な人、いい人」のことを言います。「見た目がかっこいい人」という意味ではありませんので注意してくださいね。

Billy

“guy” は定義にも書いてあるように、とってもインフォーマルな表現なので、丁寧に言う場合には “gentleman” なんかが使われます。

  • A gentleman at the front desk was incredibly nice and very helpful.
    フロントの男性が非常に親切でとても助かった

“guys” ってどんな意味?

では、次に “guys” を見てみましょう。

“guy” に複数の “s” がくっついているので、もちろん「(複数の)男たち」という意味で使われます。
でも、もっとよく耳にするのが、こんな使い方です↓

(informal, especially NAmE) a group of people either sex

複数の人のグループを表すのですが、ポイントは “either sex” です。つまり、

  • 男性のグループ
  • 女性のグループ
  • 男女混合のグループ

これら全て “guys” で表すことができるんですね。

私が初めて耳にしたのは、女性の友人とパブみたいなところにビールを飲みに行った時でした。
店に入るなり店員さんが “Hey guys” と声をかけてきて、女性グループにも “guys” が使えると知らなかった私は「guys?私たちのこと?」と一瞬ワケが分かりませんでした。

女性ばかりのグループには “Hi ladies” のように “ladies” が使われることも多いですが、”guys” が使われることもあるんですね。

呼びかけで使う “guys”

この “guys” は定義に「特に北米英語」と書かれてありますが、ニュージーランドでも呼びかけや会話の中でとてもよく使われています。

例えば、上で紹介したような店員さんが使うパターンですね。
とってもインフォーマルな表現ですが、カジュアルなサービスの飲食店やショップではよく耳にします。何人かで店に入ると、

  • Hi guys.
  • Hey guys.

と声をかけられます。また、食事を終えて店を出る時に店員さんに “Thank you” と言うと、

  • Thanks guys.

と言われることも。

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“you guys” もよく使われる

さらに、”you guys” というのもあるんです。

「あなた」も「あなたたち」も “you”、つまり 単数でも複数で同じですよね。なので「(そこにいる)みんな」というイメージで、”you guys” が使われます。

例えば、誰かと道を歩いていて親しい友達に会った時に、

  • What are you guys up to?
  • See you guys.

なんて言われることもあります。


その他にも、

  • What are you guys doing tomorrow?
    みんな、明日の予定は?
  • You guys want something to drink?
    みんな、何か飲む?

のように、複数の人にいっぺんに話しかける時に “you” が “you guys” になります。

カジュアルだけど知っておきたい

“Hi/Hey guys” や “you guys” はカジュアルな表現なので、ビジネスやフォーマルな場では避けたほうがいいですが、ネイティブもとてもよく使うので、知っておくと役に立つと思います。

先日紹介した “Hi there” と合わせて、ぜひ使ってみてくださいね。

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