英語での日付の書き方・読み方、おさらい!

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英語と日本語で日付の書き方が違うのは皆さんご存じだと思います。

日本には西暦と和暦がありますが、もちろん欧米に和暦はありません。2019年は2019年です。

そんな「年」の表記はもちろんのこと、「日→月」なのか「月→日」なのか、日付を書く順番で悩んだことはありませんか?

今回はそんな「英語の日付の書き方」をおさらいしたいと思います!

この記事の目次

国によって違う「年月日」を書く順番

私がニュージーランドの語学学校で一番最初に習ったのが「ニュージーランド式の日付の書き方」でした。

語学学校には世界各国から生徒が来ているので、それぞれがそれぞれの国の書き方をしてしまうとバラバラになって混乱してしまいますよね。

日付の年月日を書く順番は、大きく分けると3種類あります↓

  1. 日→月→年【イギリス式】
  2. 月→日→年【アメリカ式】
  3. 年→月→日

以下で詳しく紹介しますが、海外では1と2が多く使われていて、便宜上1をイギリス式、2をアメリカ式と分けることにします。3は日本以外にも、中国・韓国などで使われています。

では、英語で使われる日付の書き方を見ていきましょう!

「年(西暦)」は最後に書く

上で紹介したように、英語で日付を書く場合、「年」は最後に来ます。

イギリス式・アメリカ式の表記は「日と月」の書き順の違いだけで、どちらも「年」は必ず最後に来るので、これだけはしっかり覚えておきましょう↓

英語で日付を書く時は「年」が最後!

イギリス式は「日→月」、アメリカ式は「月→日」

「日」が先か「月」が先か、これが皆さん一番悩むところだと思います。
イギリス式では「日」が先、アメリカ式では「月」が先に来ます。

【イギリス式】日→月(→年)
【アメリカ式】月→日(→年)

例えば「5/4」と書いてあったら、日本では「5月4日」ですよね。でも、イギリス式の日付の書き方をするニュージーランドでは「4月5日」になってしまうんです。

その他に少し例を挙げてみると、

  • 1月25日
    【イギリス式】25/1、25 January
    【アメリカ式】1/25、January 25
  • 3月4日
    【イギリス式】4/3、4 March
    【アメリカ式】3/4、March 4

のように、数字だけで月と日を表現する場合は間違えやすいので、使う場所や相手によってイギリス式・アメリカ式のどちらで書くべきなのかしっかりチェックしてくださいね。

また、コンマの使い方にもイギリス式とアメリカ式に違いがあります。アメリカ式では「年」の前にコンマが入りますが、イギリス式ではコンマは使いません↓

  • 2019年1月25日
    【イギリス式】25 January 2019
    【アメリカ式】January 25, 2019

calendar

日付の書き方のバリエーション

きちんとした書類では「月」を “Apr” のように略すのではなく、”April” ときちんとスペルされることが多いですが、普段の生活で目にするものは “Apr” のように略されているものも多いです。

  • 2017年4月10日
    【イギリス式】10 April 2017、10 Apr 2017
    【アメリカ式】April 10, 2017、Apr 10, 2017

その他には、数字だけをスラッシュ(/)やハイフン(-)、ピリオド(.)を使って書くこともあります。

  • 2017年4月10日
    【イギリス式】10/4/2017、10-4-2017、10.4.2017、10/4/17、10-4-17、10.4.17
    【アメリカ式】4/10/2017、4-10-2017、4.10.2017、4/10/17、4-10-17、4.10.17
    ※01/01/17 のように「日・月」が一桁の場合にゼロを入れる書き方もあります

また、重要な書類などの日付を埋める欄には、間違いや混乱を防ぐために、

【イギリス式】DD/MM/YYYY
【アメリカ式】MM/DD/YYYY

と書いてあることがあって「DD=日、MM=月、YYYY=西暦」で埋めていくとバッチリ正しく書けます!

日付の英語の読み方

では、日付を口頭で言う時の表現もおさらいしておきましょう!

「5月4日」をイギリス式・アメリカ式で言うと、こうなります↓

【イギリス式】the fourth of May
【アメリカ式】May the fourth

日付を口頭で言う場合には「日」は必ず序数(first, second, third, fourth, fifth …)になります。

そして、イギリス式では「the 日 of 月」のように “of” が入るのも特徴です。“the” や “of” が抜けてしまっても通じますが、正しい言い方を覚えておきたいですね。

ちなみに5月4日は「スターウォーズの日」なのですが、なぜか分かりますか?
ヒントは、スターウォーズの名ゼリフです。

“May the force be with you” の “May the force” と”May the fourth” をかけているんですね(笑)

■西暦の読み方はこちらで紹介しています↓

■「生年月日」って英語でなんて言う?

20日と30日は発音にも気をつけよう!

日付を読むときに、少しだけ注意したい「日」があります。それは「20日」と「30日」です。

  • 20日 → twentieth(× twentyth)
  • 30日 → thirtieth(× thirtyth)

“twenty”、”thirty” に “-th” をくっつけるのではなく、語尾が “-ieth” に変わっているので、発音は /ˈtwen.ti.əθ/ と /ˈθɜː.ti.əθ/ です。

What’s the date?” と聞かれたら、毎月20日と30日は注意してくださいね。

■間違えやすい序数の読み方のおさらいはこちら↓

■意外と知らない「曜日」や「日付」を意味する英語表現はこちら↓

■混乱しやすい日付や曜日の前置詞まとめはこちらからどうぞ!↓


■時間にまつわる基本表現もしっかり押さえておきましょう!


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