カタカナ英語とはイメージが違う単語 “company”

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日本語で「カンパニー」と言うと、どんなイメージを思い浮かべますか?

「会社」が真っ先に思い浮かんできませんか?

“◯◯ & Co. Ltd” という名前の会社があったり、「私は保険会社に務めています」を英語で言う場合にも “I work for an insurance company” と言ったりします。

そうすると “company=会社” だと思ってしまいがちですが、実は会話の中には会社とは関係のない “company” が出てくることもあるんです。

“company” が欲しい?

私がニュージーランドに来て間もない頃、週末に1人で博物館に行こうとしていたら、同じホームステイ先に滞在していたフランス人の女性が、こう話しかけてきました。

“Do you want some company?”

まだネイティブの英語に慣れていなかった私の耳でも分かるほど、ハッキリこう言ってきたんです。

私は頭の中で「会社が欲しい?ってどういうことだろう…」と訳が分からずに理解できなかった記憶があるのですが、実はこれが会話でとってもよく出てくる “company” の使い方だったんです。

Discount Suit Company

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“Do you want some company?” の “company” は、もちろん「会社」という意味ではありません。

では、この女性は私に何が欲しいかと聞いていたのでしょうか?

“company” のもう一つの意味

“company” が「会社」という意味なのは多くの人が知っているので、わざわざ “company” を辞書で引いたことはないかもしれません。

そこで英英辞典で調べてみたところ、オックスフォード新英英辞典にはこう書かれてありました。

  1. a commercial business
  2. the fact or condition of being with another or others, especially in a way that provides friendship and enjoyment

1番が皆さんご存知の「会社」ですが、2番目の意味が上の会話に出てきた “company” の意味です。簡単に言うと「(誰かと)一緒にいること」になります。

なので、上の会話ではフランス人の女性は私に “Do you want some company?” は「一緒に行こうか?」「つき合おうか?」と言っていたんですね。
同じ意味で “Would you like some company?” という表現もありますよ。

他にも、この “company” を使ったよく耳にする表現として “I enjoyed your company” があります。

これは「ご一緒できてよかったです、楽しかったです」という意味で、一緒に話をしたり、食事をしたりして楽しい時間を過ごした後、別れ際によく使われるフレーズです。

さらに “I didn’t realise you had company” と言うと「お客さん(お連れさん)がいたとは知りませんでした」という意味になります。
これは、誰かの家を訪ねて行ったら先客がいた場合や、バーなどで相手が一人だと思ったら実は連れがいた…というような場面で使えますよ。

「会社」との使い分けは?

では「会社」と「一緒にいること」の2つの意味をどうやって使い分けたらいいのでしょうか?

答えは、こんな文章で比べてみると簡単です。

  • I have a company.
  • I have company.

2つの文章の違いは一目瞭然ですよね。”a” があるかないか、だけです。
では、それぞれどういう意味になるでしょうか?

上の文章は「会社を持っています」です。「会社」を表す “company” は数えることができるので “a” が付きます。
下の文章は「誰かと一緒です」というニュアンスで、シチュエーションによって「連れがいます」や「来客中です」と訳されます。

あれ?と思った時が調べ時

誰かと会話をしていて、相手が言ったことが自分の知っている単語なのに、会話の流れからして不可解な意味になってしまったり、イマイチ意味が伝わってこないような場合ってありませんか?

そんな時は、その【自分が知っていると思っている単語】が全く別の意味で使われていることも多いんです。

簡単すぎて今さら辞書を引くまでもないという単語や、カタカナでも浸透している英語に限ってそういうことがよく起こるので「あれ?」と思った時には、調べるクセをつけるといいですね。

そんな「あれ?」に陥りやすい単語を紹介した、以下のコラムもぜひ合わせてご覧ください!




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