今年のゴールデンウィークは超大型連休という訳でもなく「3連休+4連休」ですね。
今年はコロナのことを気にすることもなく、海外や国内を旅行される方も多いのではないでしょうか。
今回のコラムでは「連休」「3連休」「4連休」「5連休」「ゴールデンウィーク(大型連休)」「ゴールデンウィークは何するの?」など、今すぐ使える【ゴールデンウィークにまつわる英語表現】を紹介したいと思います。
「連休」「3連休」「4連休」「5連休」って英語で何て言う?
暦通りのお休みなら、3連休と4連休ですね。
そこでまずは「3連休」「4連休」を英語で表してみましょう。あなたならどんなふうに表現しますか?
“three consecutive holidays” というちょっと難しい表現が辞書に載っていたりしますが、普段の会話では実はそれほど使われる表現ではないんです。それよりもよく使われるのが、
a three-day holiday(3連休)
a four-day holiday(4連休)
だと思います。「5連休」は “a five-day holiday” です。
あるいは、たいていの連休は土日の前後に祝日がくっついて「連休」となりますよね。なので、”weekend” を使った、
a three-day weekend(3連休)
a four-day weekend(4連休)
a five-day weekend(5連休)
とも言えます。
ただ、これは私の個人的な感覚かもしれないですが、連休の日数をわざわざ言うことは日本に比べて少ないかな、と感じます。なので「3連休」でも「4連休」でも「5連休」でも、週末が絡む3連休以上の「連休」はシンプルに、
long weekend
と表現することがとっても多いです。最後に紹介しておいてなんですが、これが一番よく使われていると感じます(もちろん “a three-/four-/five-day weekend” のような具体的な表現をすることもあります)。
“Golden Week(ゴールデンウィーク)” は英語でも通じる?
“Golden Week” という単語はもともと英語にはありません。
なので、日本のゴールデンウィークのことを知っている海外の人には通じると思いますが、そうでない人に “Golden Week” と言っても分かってもらえません。
そもそもゴールデンウィークは「祝日」の集まりですよね。
では、その「祝日」は英語で何と言うのでしょうか?
英語で「祝日」は一般的に “(national) holidays” と呼び、ニュージーランドでは “public holidays” と呼ばれることが多いです。
“holiday” には「休暇」という意味もありますが「祝日」の意味もあるんですね。詳しくはこちらを参照してください↓
なので「ゴールデンウィーク」は、”Golden Week” や “Golden Week holidays” と言った後に、”There are four national holidays within seven days” のように言うと分かってもらえると思います。もしくは、
long holiday
a-week long holiday
なんかが「大型連休」のニュアンスも出るので、シンプルで伝わりやすいかもしれません。
(年休を使った)「2連休」「3連休」は英語で何て言う?
ちなみに、”long weekend” を使った「3連休」「4連休」は祝日が絡んでカレンダー通り・暦通りの「連休」に使われる表現です(単なる土日の「連休」は “weekend”)。
それ以外に、自分の年休を使ったりして自主的に取る「連休」「3連休」「4連休」は、
two days off (in a row)
three days off (in a row)
four days off (in a row)
で表せます。”in a row” は「連続した」という意味です。例文を挙げると、
- I’m taking three days off next week.
来週は3連休を取ります
■「連続で」を表す英語表現はこちらで紹介しています↓
「(祝日が日曜日に)あたる」「振替休日」は英語で何て言う?
今年は5月5日の「こどもの日」が日曜日と重なっていますよね。つまり、祝日が日曜日にあたっています。
こういった「(祝日などが)日曜日にあたる」という表現も覚えておきましょう。
例えば「今年のこどもの日は日曜日です」は “Children’s Day is on Sunday this year.” でも良さそうな気がしますが、こういった場合には、
fall on
というフレーズがとてもよく使われます。例えば、
- Children’s Day falls on Sunday this year.
今年のこどものは日曜日にあたる
みたいな感じですね。そして、日曜日に祝日が重なった場合には「振替休日」が発生します。こういった「振替休日」は、
observed holiday
と呼ばれ、カレンダーには “Children’s Day (observed)” のように表記されることが多いです。
“observe” には「観察する」だけではなく、”celebrate or acknowledge (an anniversary)” といった意味もあるんですね。なので「祝日が日曜日にあたる場合にはその後の月曜日が振替休日になります」を英語で言うと、
- When public holidays fall on a Sunday, the public holiday is observed on the following Monday.
といった感じに表現されますよ。
「ゴールデンウィークの予定は?」すぐに使えるフレーズ
日本のことを知っている人には「ゴールデンウィーク=Golden Week holidays」で通じると思うので、
- What are your plans for the Golden Week holidays?
ゴールデンウィークの予定は? - What are you doing for the Golden Week holidays?
ゴールデンウィークは何するの?
などと質問してみたら会話が弾むかもしれませんね。もしくは、
- Do you have plans for the long weekend?
連休の予定は? - What are you doing for the long weekend?
連休は何するの?
でもナチュラルだと思います。また、ゴールデンウィーク明けには、
- What did you do during the long weekend?
ゴールデンウィークは何したの? - How was your Golden Week?
ゴールデンウィークはどうだった?
などが会話のきっかけに使えると思うので、ぜひ覚えて使ってみてください!
ただ、こう聞くと必ず「あなたは?」と聞かれるので、ちゃんと答えられるように準備しておきたいですね。以下のコラムが参考になれば嬉しいです。
■「ゴールデンウィークが楽しみ!」と言いたい時に使える表現はコチラ↓
■「旅行に行く」「旅行する」を英語で言うと?
■旅行に行く人に「気をつけてね」と声をかけたりメッセージを送る時に役立つフレーズはこちらで紹介しています↓