携帯電話やメール・LINEなどの通信手段が発達した今、人と連絡を取るのはとっても簡単になりましたよね。
でも、その一方で携帯電話にかけても出なかったり、メールの返事がなかったりして「連絡がつかない」という状況もよく起こります。
そんな時「○○さんと連絡がつかない」って、英語で言えますか?
今回はそれ以外にも「連絡」にまつわる、役に立つ英語表現をたくさん紹介します!
「連絡が取れない」を英語で言うと?
電話しても出ないし、メールを送っても返事が来ない…そんな状況ってありますよね。こんな状況を英語でシンプルに表現すると、
- I called him but he didn’t answer.
彼に電話をしたけど出なかった - I emailed him but no response.
メールをしたけど返事がない
みたいに言えます。でも、そんなふうに具体的に言わなくても、ズバッと「連絡が取れない」「連絡がつかない」を表す言い回しがあるんです。それが、
can’t get hold of 〜
can’t get a hold of 〜
です。これで「〜と連絡が取れない、連絡がつかない」という意味になります(“can’t get ahold of 〜” という表現もあるようですが、これはアメリカ英語だけで使われる表現のようで、私が住んでいたニュージーランドでは上の二つでした)。
これを使うと「彼と連絡が取れない」は、
- I can’t get hold of him.
でスッキリ表すことができますよ。「彼と連絡取れた?」は、
- Did you get hold of him?
- Were you able to get hold of him?
でOKです。
では、誰かに「連絡を取る」は英語でどう表すのでしょうか?
「連絡を取る」を英語で言うと?
次は「連絡を取る」の英語表現を見てみましょう。誰かと全く連絡がつかないシチュエーションを想像してみてください。
その人がようやく電話に出たので「一日中あなたに連絡を取ろうとしてたんだよ」と言いたい時は、どんなふうに言えばいいのでしょうか?
先ほど出てきた “get hold of 〜” を使うと、
- I’ve been trying to get hold of you all day!
と言うことができますよね。そして、他にも「連絡を取る」を表す時にとてもよく使われるフレーズ・単語が、
- get in touch
- contact
- reach
です。それぞれを使うと「一日中連絡を取ろうとしてたんだよ」は、
- I’ve been trying to get in touch with you all day.
- I’ve been trying to contact you all day.
- I’ve been trying to reach you all day.
のように言うことができます。
また、誰かに連絡を取る手段を尋ねる場合には「どうやったら連絡取れる?」と言いますよね。これは、
- How can I get in touch with you?
- How can I contact/reach you?
などの表現がよく使われます。また「一番いい連絡方法(連絡手段)は何ですか?」と聞く時には、
- What’s the best way to reach you?
を個人的にはとてもよく耳にします。
「連絡」を表す “touch”
誰かに連絡したり、誰かと連絡し合ったり、連絡が途絶えたり、という「連絡」を表す時には、上にもちらっと出てきましたが、
touch
という単語がよく登場します。例えば、
- Let’s keep in touch.
は「連絡を取り合おうね」を表すよく知られたフレーズですよね。さらに、ただ漠然と「また連絡するね」と言うこともあると思います。そんな時には、
がとてもよく使われます。誰かと連絡を取り合っている状態が “be in touch” なので「ジョンとはまだ連絡を取り合ってるの?」と聞く場合には、
- Are you still in touch with John?
です。それを受けて「ジョンとは連絡が途切れちゃって(連絡が途絶えちゃって)」と言う場合にも “touch” が使えて、
- I’ve lost touch with John.
となります。さらに、“touch base” もカジュアルな「連絡を取る」という意味で、プライベートでもビジネスでもメールなどでよく使われるフレーズです。
- I’ll touch base with you next week.
来週連絡しますね
「連絡がない」を英語で言うと?
「ジョンとまだ連絡取ってるの?」と聞かれて「しばらく音沙汰がないんだ」というシチュエーションも考えられますよね。
そんな「音沙汰がない」「連絡がない」を表す時にとってもよく使われるフレーズがあります。それが、
not hear from 〜
です。ご存じの方も多いかもしれませんね。
- I haven’t heard from him in a while.
彼からしばらく音沙汰がない
のように、“hear from” を否定形で使って「連絡がない」という意味になります。肯定形で使うと「連絡がある」という意味なので、
- Have you heard from him yet?
彼から連絡あった?
というふうにも使われます。また、メールや手紙の最後の「ご連絡お待ちしております」の定型文として、
も “hear from” が使われる代表例ですね。
使うことが上達への近道
「連絡」を表す単語やフレーズは様々ですが、日常生活でもいろんなパターンが使われています。
今回紹介したいろんな例文も、生活の中で使えそうな表現を中心に紹介したので、ぜひ実際に使ってみてくださいね。
新しいフレーズを覚えたら実際に使ってみる、それが身に付く唯一の方法だと思います!
■「折り返し連絡する」を英語で言うと?
■ショートメールは “email” とは言わないって知っていましたか?
■「日が近づいたらまた連絡します」を英語で言うと?