イマイチ正体がつかめない “freak out” って何?

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英語ではよく使うのに、日本語にしにくい単語やフレーズってありませんか?
今回取りあげるのはその中の一つ、”freak out” というスラングです。

“I’m freaking out”、”I freaked out” や “You’re freaking me out” といった感じで使われるのですが、このフレーズ、1度は耳にしたことはあると思います。

映画や海外ドラマにはとってもよく出てきますが、日本語で説明するとなると、実はちょっと手ごわいんです。

なぜ日本語で説明しにくいのか

それは、色んな場面で使われるからです。

コレという一つの意味だけでなく、あんな場面・こんな場面と色んなシチュエーションで登場するんです。

でも、逆に言えば、イメージさえ掴めれば様々なシーンで使える便利表現でもあります(スラングなので使い方には注意が必要ですが)。

今回はそんな “freak out” がどんなイメージのフレーズなのか、実際に使われる例を挙げながら迫ってみたいと思います。

と、その前に “freak” とはそもそも何なのか、いつものようにオックスフォード新英英辞書で “freak” を引いてみました。

そこには、こう書いてあります。

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《informal》behave or cause to behave in a wild and irrational way, typically because of the effects of extreme emotion or drugs

どうですか?何だかちょっと難しい単語が並んでたりして分かりにくくないですか?

これは簡単に言えばどういうことなのかは下で紹介するとして、まずは具体的にどんな場面で使われるのか、シーン別に見てみましょう!

シーン別 “freak out” の使い方

焦ったり慌ててパニクる時

例えば、仕事で期限が迫っているのに大事な書類が全くできていない・・・と気持ちばかり焦って頭がおかしくなる様な場合。

あれもこれもしなきゃいけないのに頭が混乱して思考が停止したり、いまにも頭から湯気が噴き出しそうなカンジをイメージして下さい。

これが “I’m freaking out” と言うのにふさわしい場面の一つです。
“I’m panicking” とも言えますが、スラングを使うと “I’m freaking out” とも言います。

強い驚き・恐怖を感じた時

先日「怖い」「ゾッとする」って英語で何て言う?というコラムを書きましたが、実はこの “freak out” も極度に驚いたときや恐怖を感じた時によく使われます。

例えば、暗い場所で急に友達に「わっっ」と驚かされて、心臓が飛び出そうなほどビックリするような場面を想像して下さい。

日本語では「うわっ、ビックリした!」と言いますが、ここで “I’m surprised” ではちょっと驚きが弱いカンジがします。
「ビックリして死ぬかと思った!」と大きな声で叫ぶようなイメージの “You’re freaking me out!” の方がしっくりきます。

また、めちゃくちゃコワい乗り物に乗った場合なども “It feaked me out!” で「めちゃくちゃ怖かった」というニュアンスが表せます。

Freak Out
© Steve Doria

怒り爆発、というような時

例えば、友達の愛車を貸してもらって、うっかり傷つけてしまった場合を想像してみましょう。

友達が知ったら激怒しますよね。そんな時にも “He is going to freak out if he finds out” といった使い方をします。友達の感情が爆発するといったイメージです。

頭がおかしくなりそうな時

極度のイライラ・頭がおかしくなるといった場合にも “freak out” は使われます。

例えば、携帯電話が彼女からの不在着信で埋め尽くされていたような時。”She’s freaking me out” で「彼女のせいで頭がおかしくなりそう」といったニュアンスになります。

共通するイメージは?

どうですか?上に挙げたシチュエーションでの使い方から共通するイメージは何となく掴めましたか?ひと言でまとめるのは難しいですよね。

でも、だいたい共通するイメージは「感情が大きく揺さぶられて、通常の感情・精神状態ではなくなる」ということだと思います。そんな時、パニックになったりワーッとなったりしますよね。

そんなカンジになることや、誰かや何かによってそんなカンジにさせられた時に使う表現が “freak out” です。

覚えておくと絶対に役立つ

イメージが掴めるまでは何となく使いにくいフレーズですが、映画やドラマなどで耳にすることはかなり多いと思います。

スラングなのでちょっとした日常の会話で登場することも多く、特に若い人たちがよく使います。

自分では使わなくても、全く知らないのと知っているのとでは耳で聞いたときの理解度が全然違うので、ちょっと頭の端にでも置いておいて、耳にした時に思い出して下さい!

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