“confirm” の意味と使い方を分かりやすく解説!

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“confirm(コンファーム)” という単語、よく目にしたり耳にしたりしませんか?

「確認する」という意味で覚えている方もいるかもしれませんが、それだけだと本当の意味をちょっと誤解してしまうかもしれません。

英語ではとてもよく使われる単語なのに、日本語にするのが難しかったりするので、意味とニュアンスをしっかり掴みましょう!

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目次

“confirm” を使った例文

まずは “confirm” を使った例文をいくつか挙げてみましょう(それぞれの例文の意味は後ほど紹介します)。

  • Your order will be processed once payment has been confirmed.
  • We are pleased to confirm your reservation.
  • Can you confirm your address is correct?
  • As of 26 March, 20 cases of measles have been confirmed.

これらの “confirm” は「確認する」と訳すこともできますが、調べる・チェックするというニュアンスの「確認する」ではありません。

“confirm” の意味とニュアンス

上の4つの例文の最後の文をもう一度見てみましょう。

  • As of 26 March, 20 cases of measles have been confirmed.
    3月26日現在、はしかの感染者が20人確認されている

コロナが流行っていた当時は毎日のように「○○人の感染が確認されました」という表現をニュースで耳にしましたよね。最近ははしかの感染拡大がニュースになっていますが、この使い方が “confirm” のニュアンスを掴む上で一番分かりやすいかもしれません。

「感染が確認された」の「確認された」は検査の結果、陽性反応が出て、ウイルスに感染していることが間違いないと裏付けらたということですよね。「間違いない」と判を押されたわけです。この、

間違いない、確かであるとハッキリ示す・裏づける

というのが “confirm” のイメージです。日本語で一言でバシッと訳すのは難しいですが、ニュアンスをしっかり理解していれば「調べる、チェックする」というニュアンスの「確認する」とは違うことが分かると思います。

confirmed

Photo by CreditScoreGeek

“confirm” の使い方

日常的によく出てくる “confirm” の使い方は、ざっくり大きく分けると2つです。

  1. 予約や発注などに対して使われる “confirm”
  2. 裏付ける、真実だと認めるという意味の “confirm”

①予約や発注・支払いなどに対して使われる “confirm”

例えば、海外のウェブサイトでホテルなどの予約をしたり、何かを発注・購入したり、支払いをしたりした際に、それに対して先方が「間違いなく予約・注文を承りました」や「間違いなく支払いが確認できました」ということを知らせてくる際によく使われます。

  • Your order will be processed once payment has been confirmed.
    注文は支払が確認され次第、処理されます
  • This email is to confirm that we have received your order.
    これは注文を受け取ったことを確認するメールです(ご注文確認メールです)
  • We are pleased to confirm your reservation.
    確かにご予約を承りました(ことをお知らせ致します)
  • We are pleased to confirm that your order has now been shipped.
    確かにあなたの注文が発送されました(ことをお知らせ致します)

予約や注文が「確実なものとなった」というニュアンスですね。場合によっては「確定する(確定される)」と訳されることもあります。
また、この意味では名詞の “confirmation” が使われることも多いです。

  • booking confirmation:予約確認(通知)
  • order confirmation:注文確認(通知)
  • payment confirmation:支払確認(通知)
  • purchase confirmation:購入確認(通知)
  • I haven’t received a confirmation email.
    確認のメールを受け取っていません

繰り返しになりますが、どれも予約や購入などが「間違いないことをはっきり示す」「確かだと認める」というニュアンスです。

②裏付ける、真実だと認めるという意味の “confirm”

先ほど紹介したように「間違いないとはっきり示す」のが “confirm” でしたよね。が「これは間違いないですよ」と示したり認めたりする場合と、データや証拠によって裏付けられる場合の両方に使えます。

  • Can you confirm your address is correct?
    住所が合っていることを確認してもらえますか?
  • As of 26 March, 20 cases of measles have been confirmed.
    3月26日現在、はしかの感染者が20人確認されている

また、”confirmed ○○” で形容詞として使われることも多いですよ。

  • There are now 20 confirmed cases of measles in Japan.
    日本で確認されたはしかの症例が20件あります

しつこいようですが、証拠やデータによって確かだと裏付けられたという意味での「確認された」です。

今回は “confirm” の使い方を具体的に紹介しましたが、ざっくり言ってしまうと「間違いないです」と判を押すイメージ、これが “confirm” です。日本語訳に頼らずイメージをしっかり掴めていれば、使いこなすのは難しくないはずです!

日本語にしにくい英単語、フレーズ

今回紹介した “confirm” のように、日本語にするのが難しい単語は結構あります。以下のコラムではそんな単語を取り上げているので、ぜひ合わせてご覧ください。

■ネイティブがよく使う “encourage” ってどんな意味?どう使う?

■日本語にするのが難しい単語の一つ、”due” はどう使う?

■”available” も日本語訳に頼らずにイメージを掴むことが大切な単語です↓

■”comfortable” も「快適な、心地よい」のイメージで捉えることが大事です↓

■”I’m proud of you.” も日本語に訳しにくいフレーズの一つかもしれません。

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