大根・白菜・かぶ・れんこん・ほうれん草…冬野菜を英語で言うと?

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先日スーパーで立派なかぶ(関西では「かぶら」とも言います)が売られていたので、さっそくスープにしたらめちゃめちゃ美味しかったです。

かぶ以外にも、今の時期は大根や白菜といった冬野菜が美味しいですよね。

そこで今回は「大根」「白菜」「かぶ」「れんこん」「ほうれん草」「長ネギ(白ネギ)」、さらに個人的に大好きな「水菜」の英語表現も合わせて紹介します!

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「大根」は英語で何て言う?

冬の代表的な野菜と言えば大根ですよね。私は二日目のおでんの大根が大好きです。

そんな「大根」は英語で何と言うでしょうか?これは私が住んでいたニュージーランドでは、

Daikon
Daikon radish

と表記されていました。ニュージーランドにはアジア系の人もたくさん住んでいるので、野菜市場ではもちろん、スーパーで大根を見かけることもありました。

家にあった英語の大型本にも “daikon” と書いてありました!↓

英語で “radish” と言うと、上の大根の絵の左にあるような皮が赤いものを指すことが多いので、”Japanese white radish” みたいに言うと “daikon” を知らない人には分かりやすいかもしれません。

「白菜」は英語で何て言う?

私は白菜の漬物が好きなシブい小学生でした。今でも大好きな白菜。キムチも炒め物も、鍋やすき焼きのクタッとした白菜も大好きです。

そんな「白菜」は英語で、

Chinese cabbage

と言います。これもニュージーランドではスーパーで見かけることもありましたが、アジア系の野菜マーケットの方が断然安くて立派なものが買えたので、私はそこで買っていました。

ある時、マーケットで白菜を買おうとしていたら、白人のおじさんに「それ、どうやってたべるの?」と聞かれたことがあります。私もお店の人も “stir-fry” にしたら美味しいよとオススメしたのですが、”stir-fry” は「炒める」という意味です。

そして、”Chinese cabbage” 以外にもアメリカでは、

Napa cabbage

と呼ばれているそうですが、ニュージーランドでは一度も耳にしたことがありませんでした。英語圏でも国によって通じる・通じないがありそうですね。

「かぶ」は英語で何て言う?

「かぶ」は見た目が少し、上の絵に出てきた “radish” に似ていますよね。でも “radish” ではないんです。

「かぶ」は英語で、

turnip

と言います。発音は /ˈtəːʳnɪp/ なので、カタカナ読みで「ターニップ」とハッキリ言ってしまうと通じません。

『大きなかぶ』という有名なロシアの昔話がありますよね。なかなか抜けないかぶのお話です。これも英語では『The Enormous Turnip』や『The Gigantic Turnip』と訳されています(”enormous” も “gigantic” も「巨大な」という意味です)。

Dick Whittington, Princess and the Pea, Three Little Pigs, Little Red Hen, Princess and the Frog, Chicken Licken, Enormous Turnip, Ugly Duckling - Ladybird Readers

©️Alpha

「れんこん」は英語で何て言う?

「れんこん(蓮根)」も秋から冬にかけてスーパーでよく見かけますよね。子どもの頃は煮物に入っているのが嫌いでしたが、大人になってから好きになった野菜です。

そんな「れんこん」はニュージーランドでは生鮮コーナーで見かけたことはなかったですが、冷凍食品コーナーでスライスされたものを目にすることはありました。

そこに書いてある英語名は、

lotus root

です。「lotus=蓮(ハス)」「root=根」ということですね。LとRが両方入っているので、発音も少し注意が必要かもしれません。

ちなみに話が逸れますが、私は “reckon” という英単語を見るたびに「れんこん」を思い出します…。

「ほうれんそう」を英語で言うと?

「ほうれん草」の旬も冬なんだそうです。スーパーで一年中見かける野菜って旬が分かりづらいですね。

「ほうれん草」は英語で、

spinach

と言います。これ、実は発音も要注意なんです。「スピナッチ」ではなくて /ˈspɪn.ɪtʃ/ なので「スピニッチ」に近い感じです。私は昔働いていたレストランで間違えて「スピナッチ」と言っていたら、お客さんに全く通じませんでした。

さらに、ニュージーランドのスーパーで見かける “spinach” は日本のほうれん草とちょっと違っていて、下の写真のような葉っぱが丸っこい “baby spinach” が主流でした↓

ほうれん草の赤ちゃんだそうですが、大きさはバジルの葉っぱぐらいで、パッケージの袋には「WASHED」「READY TO EAT」と書かれています。つまり、そのまま食べるサラダ用です。茹でなくても食べられるんですね。

海外の人に “spinach” と言うと、こちらを思い浮かべる人も多いかもしれません。

■食べる前に「さっと水洗いする」は “rinse” で表せますよ↓

「水菜」は英語で何て言う?

さて、最後は「水菜」です。私は水菜も好きすぎて、ニュージーランドで種からプランターで育てていました。

そうなんです。水菜の種が普通にホームセンターで手に入るんです。水菜好きとしては嬉しいのですが、最初にホームセンターで見かけた時は、まさかニュージーランドで水菜の種が売られているなんて、意外すぎてビックリしました。

そんな「水菜」。英語で言うと、

mizuna

です!種のパッケージにもちゃんと “Mizuna” と書いてあります。

ただ、英語圏の人でも全員が知っている単語ではないので、”Japanese leafy green vegetable” や “Japanese mustard greens”と言えばどんなものかザックリは伝わるのではないかと思います。

野菜の英語表現は国や地域によって微妙に違うと思いますが、冬に美味しい野菜のことを英語で話す時の参考になれば嬉しいです。

「長ネギ」「みかん」「オクラ」の英語はこちら

■長ねぎ(白ねぎ)を含む「ネギ」の英語表現はこちらで紹介しています↓

■冬の果物と言えば「みかん」。英語で「みかん」は何て言う?

■夏野菜の「オクラ」は英語で?「ネバネバ」の表現もこちら!

■「かぼちゃ」は英語で “pumpkin” ではないって本当?

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