「ブレイクスルー感染」を英語で言うと?

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連日報道されているコロナの感染状況のニュース。

そんな中、ニュースでもすっかりお馴染みとなった「ブレイクスルー(ブレークスルー)感染」という言葉がありますよね。

今回は「ブレイクスルー感染」とは何なのか?また、英語ではどう言うのかを紹介します!

この記事の目次

「ブレイクスルー感染(ブレークスルー感染)」とは

もうすでにご存じの方も多いと思いますが、コロナで「ブレイクスルー感染」と言えば、

ワクチンを2回接種したにもかかわらず、新型コロナに感染すること

という意味で使われています。2回目の接種から2週間が経って免疫を獲得したにもかかわらず、感染してしまう「ブレイクスルー感染」の例は日本でもたびたび報道されていますよね。

ワクチンは重症化を予防する効果があると言われていますが、感染自体を防ぐものではないので、こうしたブレイクスルー感染が起こる可能性はあります。

また、ワクチン接種から時間が経って抗体の量が下がっていたり、デルタ株のような感染力の強い変異株に対してはブレイクスルー感染が起こりやすくなると言う専門家もいるようです。

では、こんな「ブレイクスルー感染」は英語では何と言うのでしょうか?「ブレイクスルー」はそのまま通じると思いますか?

「ブレイクスルー感染」を英語で言うと?

「ブレイクスルー感染」は英語で、

breakthrough infection

と言います。”infection” が「感染」という意味なので、そのままですね。

“breakthrough” はこれで1つの単語です。”breakthrough” とは「何かを達成するに至る重大な進展、発見」といった意味で使われる名詞ですが、これは動詞の “break through” から来ています。”break through” とは、

to manage to get past or through something that is in your way

ロングマン現代英英辞典

で「突破する」という意味があります。何か立ちはだかっているものを “break” して “through” する、というイメージですね。

「ブレイクスルー感染」は、ワクチンで得た免疫という防御を「突破して」感染が起きてしまうことから “breakthrough infection” と呼ばれるようです。

コロナに限って使われる用語ではないので “breakthrough COVID infection” とも言われますが、コロナの話をしていると明らかに分かっている場合には “breakthrough infection” で十分だと思います。

“break through infection” ではなく、”breakthrough” はワンワードなので注意してくださいね。

「ブレイクスルー感染をする」は英語で?

最後に少しだけ「ブレイクスルー感染」にまつわる例文を。「ブレイクスルー感染をする」は、

  • He had a breakthrough infection.
    彼はブレイクスルー感染をした
  • There is a chance you can get a breakthrough infection.
    ブレイクスルー感染をする可能性はある

とも言えますし、”breakthrough infection” という単語を使わずに「ブレイクスルー感染」を表すことも、もちろんできます。例えば、

  • He got COVID-19 after being fully vaccinated.
    彼は2回ワクチン接種をした後にコロナに感染した
  • He was fully vaccinated when he tested positive for COVID-19.
    コロナに感染した時には2回のワクチン接種を完了していた
  • I got infected with COVID-19 even though I was fully vaccinated.
    ワクチン接種を2回終えたにもかかわらずコロナに感染した

みたいに具体的に言ったほうが相手や場合によっては伝わりやすいかもしれませんね。

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