「伝言を伝えておきます」って英語で何て言う?

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英語での電話応対って、慣れないとドキドキしますよね。

ビジネス英語を習う時にも「電話応対」という項目があるほど、相手を目の前にした普段の会話とはちょっと違うので慣れが必要です。

でも実は、決まった表現を使っているだけだったりもするので、フレーズさえ覚えてしまえば少しはドキドキが少なくなります。

今回は意外と使う機会が多い「伝言を伝えておきます」という表現を紹介します!

この記事の目次

「伝言を承りましょうか?」を英語で

まずは、伝言があるかを先方に聞く英語表現から見てみましょう。

例えば、職場にかかってくる電話。同僚あての電話だけど、その人が席を外していたり外出している場合がありますよね。そんな時、日本語では「伝言を承りましょうか?」と言うと思います。

これを英語で言うとどうなるでしょうか。
「承る」の日本語につられてしまうと難しいですが、英語ではシンプルです。

  • Would you like to leave a message?
  • Can I take a message?

などが一般的によく使われていると思います。

「〜しましょうか?」は “Shall I 〜?” だと思いがちですが、”Would you like to 〜?” になるところが英語っぽいですよね。

そして、伝言内容を聞いた後には「伝言を伝えておきますね」と言ってあげると相手は安心します。
これが今回のタイトルにもなっているのですが、英語では何て言えばいいのでしょうか?

「伝言を伝えておきます」を英語で①

和英辞書には「伝言を伝える=convey a message」という表現が載っていたりしますが、私はこの表現が実際に使われているのを一度も聞いたことはありません。

もちろん、表現もいろいろあるはずなのでこれが間違っている訳ではありませんが、実際に耳にするのはもっと違う表現が圧倒的に多いんです。例えば、

はとってもよく使われています。(”make sure” については以下のコラムを参照してください)

これは日本語から直訳するとなかなか出てこない表現ですが「彼/彼女が必ずメッセージを受け取るようにします」という電話応対の定番の言い回しです。

でも、もう一つとってもよく耳にするフレーズがあるんです。

to give something to somebody else, especially after receiving it or using it yourself

オックスフォード現代英英辞典

という意味です。「受け取ったものを誰か他の人に渡す」ということですね。伝言の場合も「受け取ったメッセージを渡す」ので "pass on" が使われます。

最後の "on" をうっかり忘れそうになりますが "pass the message on" でひとかたまりなので、実際に口に出して覚えてしまいましょう!

電話の応対で使える英語表現はたくさんある

今回は私がよく耳にする「伝言を伝えておきます」というフレーズを取りあげましたが、電話で使う表現は他にもたくさんありますよね。

ちなみに、自分が電話を受けている側だとして「現在○○は席を外しております」や「現在他の電話に出ております」と言いたい場合には、

なんかもよく使われるので、合わせて覚えてしまいましょう。過去に紹介した以下のコラムもぜひあわせてご覧ください!

■「どちら様ですか?」を英語で言うと?

■電話の相手の名前のスペリングを確認する方法は?

■電話で名乗る英語表現はこちら↓

■電話の相手を保留にする前に必ずしておきたいこととは?↓

■「◯◯は今、電話に出られません」を英語で言うと?

■「○○は退職しました」って英語で言えますか?

■「○○は在宅勤務しております」を英語で言うと?

■「折り返します」は英語で "get back to" がよく使われます↓

■「◯◯さんと連絡が取れないんです」を英語で言えますか?