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「出産する」「子どもが生まれる」って英語でなんて言う?

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「出産する」を英語で言うとしたら、どんな表現を思い浮かべますか?

“give birth” というフレーズが思い浮かんだ方もいるかもしれません。

でも実は、普段の会話ではそんなフレーズは使わないことがほとんどで、もっと簡単な表現をすることが圧倒的に多いんです。

今回は「子どもが生まれた」や「もうすぐ子どもが生まれる」を表すフレーズなども合わせて紹介します!

この記事の目次

「出産する、子ども産む」は “give birth”?

以前ニュージーランドで、娘を連れて歯医者に行ったときのこと。先生が “How old is she?” と聞いてくれた後に「僕も、2週間前に奥さんが出産したんだ」と教えてくれました。

そこで改めて「出産する」って “give birth” って言わないなぁ、と思ったんです。

私は「出産する=give birth」と習ったような気もするのですが、これは結構カタい表現なので、ネイティブは普段の会話ではほとんど使いません。

では「2週間前に奥さんが出産した」は、どんなふうに言うのでしょうか?
ここで先生が言ったのは、

  • My wife had a baby two weeks ago.

だったんです。

「出産する、生まれる」は “have a baby”

「出産する」「子どもを産む、子どもが生まれる」は、

have a baby

で表せてしまうんです。「子どもがいる」も “I have two kids.” のように “have” で表しますが、「子どもを産む」にも “have” は使えるんですね。

なので「子どもが生まれた、出産した」は、

  • My sister had a baby girl last night.
    姉(妹)が昨日の夜、女の子を出産しました
  • My wife’s(=has) just had a baby.
    妻は赤ちゃんを産んだばかりです
  • I had my first baby when I was 30.
    私は30歳で最初の子を産みました

のように表すことが口語ではとても多いです。

男性が英語で「子どもが生まれた」と言う表現

辞書によっては “have a baby” で《男性も主語になる》と書かれていたりしますが、男性が “I had a baby.” と言うのはあまり一般的ではないと思います。

その場合は、”my wife/partner” や子どもを産んだ女性の名前を主語にして、

  • My wife had a baby.
  • My partner and I had a baby.

みたいに表現するか、もしくは奥さんがその場に一緒にいる場合は、

  • We had a baby.

と言ってもおかしくありません。個人的には “My wife had a baby.” を耳にすることが多いですが、ハリー(ヘンリー)王子は第一子の誕生を発表した際に、

  • Meghan and myself had a baby boy early this morning.

と言っていました。その他、全く違った表現方法としては、

  • I recently became a dad/father.
    最近父親になりました=子どもが生まれました

みたいな言い方もありますよ。

もうすぐ「子どもが生まれる」は英語で?

まだ生まれていないけど「(これから)子どもが生まれるんだ」と言うこともありますよね。

「生まれる予定」は “be going to” で表すことが多く、ここで “will” は使いません。

  • She‘s going to have a baby.
  • We‘re going to have a baby in July.
  • I‘m going to be a mum/mom/dad.

また、現在進行形を使って表すこともあります。

  • My sister‘s having a baby soon.
  • My wife‘s having a baby in May.
  • My wife‘s expecting a baby.

その他には、”due” を使って、

  • The baby is due on 20 May.
  • The baby is due in June.
  • The baby is due in two months.

のように「出産予定日」を表しても「これから生まれる」ということが伝わりますよね。

出産の報告に役立つ英語表現

SNSなどで「子どもが生まれました!」と英語でお知らせする場合に使える表現も少しだけ紹介しておきましょう!

子どもが生まれたことを発表する時には、”arrive/arrival”、”welcome” などが使われているのをよく目にします。

・◯◯* arrived on 日付 at 時間.
・◯◯ arrived yesterday weighing 体重.
・◯◯ arrived into the world on Tuesday morning.
・We are delighted/proud to announce the arrival of ◯◯.
・We welcomed ◯◯ into the world.
・◯◯ was born this morning at 時間.
*◯◯には名前や、our first child+名前、our new baby boy/girl+名前、our son/daughter などが入ります

上の例文はどれも、基本の部分をおさえておけば、日付や曜日、時間、体重などの知らせたい情報を自由に入れ替えて使えますよ。

個人的には “welcomed ◯◯ into the world” が日本語にはない素敵な表現だなぁと思います。

赤ちゃんが生まれると、日本語では「◯◯ちゃん、お誕生おめでとう」と表現することがありますが、英語では “Welcome to the world, ◯◯” という祝福メッセージもよく見かけますよ。

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