ちょっと興奮気味でワクワクした、テンションが高めの気持ちって、英語でどんなふうに表しますか?
例えば、大好きなアーティストのコンサートを翌日に控えて「明日、楽しみー!」と言うような時や、憧れの有名人に会えた時に「すっごく嬉しい!」というような時。
“I’m so excited!” でも伝わりますが、こんな時の気持ちをひと言で簡単に表せる表現があるんです!
カジュアルな口語で使う “stoked”
“I’m so happy” や “I’m so excited” のような、気分が高揚した興奮混じりの感情の時に使う、その表現とは “be stoked” です。
この表現は、私は日本にいた時には全く聞いたことがなく、ニュージーランドに来てから初めて耳にしたのですが、口語で使われているのをとってもよく耳にします。
“I’m so stoked!” で「すっごく嬉しい!」や、ウキウキした感じ・ワクワクしてテンションが上がっている感じが表せるので、インタビューなんかでもよく耳にします。
また、舞台に上がって話し始める時などに “I’m so stoked to be here!” と言っているのもよく聞きます。
“stoked” ってどんな意味?
その “stoked” とは、ジーニアス英和大辞典には、
1: うきうきわくわくして
2: ヤクでハイになって
と書いてありますが、オックスフォード現代英英辞典では、
excited and pleased about something
となっていますので、「クスリでハイだと誤解されないかな・・・」とドキドキしなくても大丈夫です(笑)
普通に使う場合には文脈から「あ、嬉しくてテンションが上がってるんだな」と受け取ってもらえます。
ちなみに、誰かにしつこくつきまとうのは “stalk”、「ストーカー」は “stalker” なので、スペルも発音もちょっと違います。
“stoked” どんなふうに使う?
上で紹介したように、スピーチの最初に “I’m so stoked to be here” と使われたり、誰かに会うのをすごく楽しみにしている場合に “I’m so stoked to see you tomorrow!” と言うこともできます。
また、冒頭に出てきた「明日のコンサート、楽しみ!」も “I’m so stoked for the concert tomorrow!” と表現できます。
■その他の「楽しみ!」の表現はこちら↓
さらに、有名人に会えて「すっごく嬉しい!」という場合なども “I’m so stoked!” でニュアンスが伝わりますね。
すごくハッピーな場面で使える
“I’m so happy!” だけでは伝わりにくい、”excited” な「ワクワク感」や「興奮気味な感じ」を込められる “be stoked” は、カジュアルな会話で使える便利なフレーズです。
口語ではよく使われ、これから起こる何か(イベントや予定)を楽しみにしている場合にも使える表現なので、ぜひ使ってみて下さいね。
でも、とってもカジュアルなスラングなので、使う相手や状況には気をつけましょう!
ちなみに、今回のコラムに出てきた「テンションが高い」や「ハイテンション」という日本語。これは完全に和製英語なので、英語で話す時は注意してくださいね。
英語の “tension” という単語は、実は全く違う意味で使われるんです↓
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