ロースト・グリル・ベイクって、何が違う?

実はちょっとややこしい「次の◯曜日」
“recommend” ちゃんと使えてますか?
“finish” を使わずに「終わらせる」を英語で

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日本語なら「焼く」という言葉が使われる場面で、英語ではいろんな違った単語が登場します。

英語の料理番組や海外でレストランに行った時にメニューなどでよく目にする “roast”、”grill”、”bake”。これらの違いって、一体何なのでしょうか?

他にもまだある「焼く」の単語も合わせて紹介します!

「ロースト」って何?

「ロースト」と言えば、どんな料理をイメージしますか?

私は、ローストビーフとローストチキンを真っ先に思い浮かべましたが、どちらもお肉のかたまりをオーブンでじっくり焼いたり、火でじっくり炙り焼きにするイメージです。

では、英語の “roast” の定義はどうなっているのか見てみましょう。
オックスフォード新英英辞典には、

cook (food, especially meat) by prolonged exposure to heat in an oven or over a fire

と書いてあります。”prolonged” は「長引く」という意味なので、やはりオーブンや直火で、熱にじっくりさらして調理するというイメージは間違っていないようですね。

他にも、ローストポテトという料理もありますが、これもオーブンでジャガイモをじっくり焼いたお料理ですよね。

ちなみに “roast” は “roast potatoes” のように、後ろに名詞が来ると「焼けた」「あぶった」という形容詞にもなるので、ローストビーフは “roasted beef” ではなく “roast beef” が正解です。

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「グリル」のイメージ

グリルと言われると、どんなイメージがありますか?

私は魚焼きグリルを真っ先に思い浮かべましたが、英語の “grill” は魚だけに使われるのではなく、もちろんお肉や野菜にも使われる単語です。

英英辞典ではどう書かれているのか見てみると、

・cook (food) using a grill
・to cook food under or over a very strong heat

と書かれてあります。

Grilling Out - 25OCT09
© Jonathan Gagle

“a grill” とは、上の写真のような「焼き網」や「グリル」と呼ばれるもので、それを使って強い火や熱で焼くという調理法も “grill” です。
強い熱や火で焼くので、”grill” された食材には、たいてい焦げが付いてたりします。

また、強い日射しが人をじりじり焼く・照りつけるのも英語で “grill” と言います。

「ベイク」ってどんな時に使う?

日本語で「ベイク」が使われている食べ物は、ベイクドポテトやベイクドチーズケーキなどがありますが、英語でも “bake” はパンやケーキ、お菓子を「焼く」時によく使われる単語です。

早速、英英辞書の定義を見てみると、

・cook (food) by dry heat without direct exposure to a flame, typically in an oven.
・to cook food in an oven without extra fat or liquid

と書かれていますが、”dry heat” と “without extra liquid” というのが “bake” のポイントです。

直火を使うのではなく、オーブンの乾燥した熱で、しかも水分を足さずに調理する方法が “bake” です。なので、出来上がりは表面がサクッとパリッとしていることが多いです。

baked ricotta-DSC_0012
© Joan Nova

では、ベイクドポテトとローストポテトは何が違うのでしょう?

ベイクドポテトはオーブンにそのまま入れて焼くのに対して、ローストポテトはじゃがいもと油を一緒に入れて焼きます。

パンもクッキーもケーキも、そのままオーブンに入れて焼きますよね。なので “bake” が使われるわけです。

また “bake” には「(火や熱によって)焼き固める」という意味もあり、陶器やレンガなどを「焼く」にも “bake” が使われます。

その他にもある「焼く」を表す単語

“roast”、”grill”、”bake” 以外にも、レストランのメニューなどで目にする「焼く」という表現があります。

その一つが “sear” で「表面を焦がす」という意味です。

「カツオのタタキ」は英語では “seared tuna” と呼ばれています。表面だけサッと焼いて、中まで火を通さない “sear” の感じがイメージしやすいと思います。

また、他には “pan-fry” というのもあります。
これはフライパンに少量の油を入れて揚げ焼きにするようなイメージです、

“pan-fry” という調理法は、よくお魚に使われていて “pan-fried salmon” などのメニューを見かけますが、これはフライパンに油やバターを入れて焼いたサーモンです。

日本語の「焼く」は便利な言葉で、それ一つで済むのに、英語にすると色んな表現があって、ややこしいですよね。
でも、それぞれの単語のイメージを掴めれば、レストランでメニューを見た時にもどんなお料理なのか理解しやすいと思います!

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