英会話で一番最初につまづいたり、もっと知りたい!と思うのは挨拶のフレーズではないかと思います。
私自身、海外で暮らすようになってから【挨拶の英語】ってとても大事だなと痛感することが何度もありました。
それは挨拶されたときの返し方がわからなかったり、教科書に出てくるようなフレーズではないフレーズで挨拶されることもあって、挨拶でつまづいてしまうことが多かったからです。
そこで、これまで日刊英語ライフで紹介してきた【英語の挨拶フレーズ】のコラムだけをまとめてみました。私の周りのネイティブがよく使う表現だけを厳選したので、楽しい英会話の参考になれば嬉しいです!
人に会ったときの挨拶フレーズ
● Hello、Hi、Hey、Hiya
まずは誰かに会ったときの最初の一言から。これらの使い分けを以下のコラムで紹介しています。
「おはよう」も “Good morning” や “Morning” だけではなく、”Hi” が結構よく使われますよ。
● How are you?
挨拶の基本とも言える “How are you?”。私の周りのネイティブもバンバン使います。
- How are you, Ken?
–Good, thanks. How are YOU?
ちょっとバージョンが違う “How are we?” という挨拶フレーズもありますよ。
● What are you up to?
道で友達と会ったときや相手の予定を聞くときなどによく使われる、とてもカジュアルな「何してるの?」「何するの?」を表すフレーズです。
- Hey Josh, what are you up to?
やあJosh、何してるの?
–Not much.
特に何も - What are you up to this weekend?
今週末は何するの?
–I’m meeting up with Zoe for lunch.
Zoeとランチする予定だよ
● How’s your day been?
“How’s(=How has) your day been?” は「あなたの1日はこれまでのところ、どう?」という意味のフレーズです。親しい人だけではなく、店員さんがお客さんに対してよく使うフレーズでもあります。
- Hi, how’s your day been?
–Not bad. How’s(How is) your day going?
● How are you going?
“How are you going?” はニュージーランドやオーストラリアでとてもよく使われる挨拶です。意味は “How are you doing?” や “How’s it going?” と同じです。
- Hey Bob, how’re you going?
–Hey! How’s it going?
● Nice to meet you. / Nice to see you.
初対面の人には “Nice to meet you.”、会ったことがある人には “Nice to see you.”。
とても似ているフレーズですが、”meet” の意味をちゃんと理解していれば、もう使い分けに迷うことはありません。
週明けの会話でよく使う挨拶フレーズ
● How was your weekend?
週明けの月曜日には必ずと言っていいほど、このフレーズで会話が始まります。
- How was your weekend, Steph?
週末どうだった?
–It was great. I went shopping with my sister and bought this dress.
よかったよ。妹(姉)と買い物に行ってこのワンピース買ったの - Hi Yumi! How was your weekend?
週末はどうだった?
–It was alright. I had work on Saturday, so on Sunday I was busy catching up on chores like laundry and grocery shopping.
まあまあかな。土曜日は仕事で日曜日は洗濯やら食料品の買い物で忙しかったよ
● What did you get up to this weekend?
「週末何してたの?」「昨日何してたの?」など、こちらも親しい人たちの間でよく使う、とてもカジュアルなフレーズです。
- What did you get up to this weekend, Matty?
週末何してたの?
–I just stayed home on Saturday, and on Sunday I had a few friends over for dinner.
土曜日は家にいて日曜は友達を家に招いて晩ご飯食べたよ - What did you get up to last night?
昨日の夜は何してたの?
–I just stayed in and watched TV.
家でテレビ見てたよ
久しぶりに会ったときに使う挨拶フレーズ
「久しぶり」を表すフレーズは “Long time no see” でも間違いではないですが、もっとよく使われるフレーズがあります。
- Hey Tom! It’s been a long time!
やあトム、久しぶりだね! - Hi Lucy! Good to see you! It’s been a while.
また会えて嬉しいよ!久しぶりだね!
別れるときの挨拶フレーズ
「またね」「じゃあね」「バイバイ」など、誰かと別れるときの挨拶はものすごくたくさんあります。
- See you later.
- See ya.
- Bye.
以外にもシチュエーションによって使うフレーズが違ったり、フレーズによってニュアンスが若干違ったりします。
「ただいま」「おかえり」の英語表現
「ただいま」「おかえり」をそのまま英語に当てはめることはできませんが、同じようなシチュエーションでネイティブが使うフレーズがあります。
- Hi Lisa. –Hi Tom. How was your day?
「リサ、ただいま」「おかえり。今日はどうだった?」 - I’m home/back/back home.
(長期間どこかに行っていた後で)「ただいま」 - –Welcome home/back, Alice! Good to see you!
(長期間どこかに行っていた人に対して)「おかえり」
「行ってきます」「行ってらっしゃい」の英語表現
これも上の「ただいま、おかえり」と同じで、ピッタリ英語に当てはまるフレーズはありませんが、同じシチュエーションでよく使われるフレーズがあります。
- I’m off. –Have a good day!
「行ってきます」「行ってらっしゃい(よい1日を)」 - I’m going now. –See you later!
「行ってきます」「行ってらっしゃい(またあとでね)」
その他の挨拶フレーズ
●「挨拶する」「〜によろしく」
「ちょっと挨拶してくる」「○○によろしくね」には “say hello” がよく使われます。
●「お疲れさまです」
職場内の人と顔を合わせたときや、職場を出るときに言う「お疲れさまです」は、
- Hi Tom. –Hi Ken.
「やあTom」「やあKen」 - I’m off. See you tomorrow.
「帰ります。また明日」
など、特に決まったフレーズはないので、その場その場で使えるフレーズを紹介しています↓
●「良いお年を」
年末年始によく使われる挨拶は、
- (Have a) Merry Christmas!
よいクリスマスを - (Have a) Happy New Year!
よいお年を - Happy Holidays!
よいホリデーシーズンを!
挨拶と合わせて知っておきたいこと
英語圏の国では、挨拶をした後に全く知らない人とでもちょっとしたスモールトークをする習慣があるところも多いです。自信をもって挨拶ができるようになったら、スモールトークも楽しんでみましょう!
日本人にはちょっと慣れないですが、英語では挨拶するときに相手の名前を呼ぶという習慣があります。自己紹介されたら、”Nice to meet you, Sam” のように相手の名前をしっかり覚えて使っていくクセをつけるといいと思います。